コールセンターは求人も多く採用されやすい職種ですが、実は働いてみたけれど「合わないから辞めたい」という人も多いんですよね。
クレーム対応がネックで、辞めていく人も多いですよね
このページでは、コールセンターを辞める人が多い理由や不向きな人を紹介したいと思います。
またコールセンターで得られるスキルや、コールセンターで得たスキルを活かせる仕事についても書いています。
コールセンターが合わないと感じるとき、続けるか辞めるかの判断材料にしてくださいね。
「コールセンターが合わない気がする」「もう辞めたいな」という人の参考になれば嬉しいです。
コールセンターが合わない!辞めたい人が多い理由
コールセンターは時給も高いし、髪型や服装が自由な所も魅力ですよね。
けれど実際働くと厳しいので、辞めたいと思う人が多いのも事実です。
実際に私もコールセンターで働いた経験がありますが、とにかく人の入れ替わりが激しかったです。
ここではコールセンターを辞めたい人がなぜ多いのか、理由を紹介しますね。
覚えることが多過ぎる
コールセンターの仕事は大きく分けて、「受信業務」と「発信業務」に分かれます。
けれど実際のところ、電話をかけたり受けたりするだけが仕事ではないんですよね。
もしかしたら、これが最初に感じるギャップかもしれません。
やる事が多いので、覚えられない人が多い……。
基本的に扱う商品やサービスの知識は覚えないといけないし、その他にも
- 電話で話しながら注文内容を打ち込む
- キャンペーンや割引情報を常に把握する
- 単発購入、定期購入の値段の違いを把握する
- クレーム処理が多い
など、仕事は多岐に渡ります。
例えば初回購入はこの値段だけど、定期購入はこの値段など人によって料金が違う事も多いんです。
またキャンペーンのDMなど送っていた場合は、キャンペーン価格も考えて案内しないといけません。
一人ひとりの状況は違ってもお客さんから言ってはくれないため、電話中に判断して提案しないといけないんですよね。
そこを間違えるとクレームに繋がるため、「覚えることが多すぎる」「ついていけないから辞めたい」と思う人が多いです。
クレームが辛い
コールセンターで働くと、クレームの電話がとにかく多いです。
自分は悪くないのに謝罪を要求されたり、理不尽に怒鳴られると嫌になりますよね。
発信でも受信でもクレームは多いです。
コールセンターは会社の窓口なので、お客さんもそこに訴えるしかない状況なのは分かります。
けれど「それは関係ないだろ」という理不尽なクレームや、ただ怒りたい人がいるのも事実。
対面ではなく顔を見ずに話せるため、普段は言わないようなひどい言葉を投げかけてくる人もかなりいるんですよね。
良いお客さんにあたれば気持ちも晴れますが、クレーマーが続くと辞めたい気持ちも膨らみます。
大人になってから罵声を浴びせられたり、怒鳴られたりすることはないため、1度体験すると恐怖で電話に出られなくなる人も多いです。
そして自分の接客が悪いのかな?と落ち込む人も多い……
ノルマが辛い
コールセンターの中にはノルマが厳しい会社もあるため、売り上げのプレッシャーに耐え切れず辞めたくなる人も多いです。
ノルマがあるから辞めたい!法律違反の線引きは?のページでも書いていますが、実はノルマ自体は悪いものではないんですよね。
問題は、ペナルティが課せられている時です。
ペナルティというのは例えば、
- 売れなかったら自腹で買い取り
- 売れるまでサービス残業
などそういったもの。
ペナルティがある会社はブラック企業です。
そのため、単なる目標設定のノルマなら、本来そこまで気にすることはありません。
ただ、そうは言っても「〇〇さんは売上良いのに、あなたは全然だめね」など、他人と比べられると働きづらくなってしまいますよね。
数字にとらわれて楽しく働けない職場だと、辞めたいと思うのも当たり前です。
ペナルティがあるノルマについて、詳しく紹介した記事はこちらです。
よければ参考にしてくださいね。
パートにノルマがあるから辞めたい!法律違反の線引きは?対処法と相談先も
やりがいを感じない
コールセンターで扱う商品は色々ですが、通販の商品だったりネット回線だったり、興味がない商品を売らなければいけないのは大変です。
実際に自分では利用していない、興味のないものだとやりがいを感じにくいですよね。
1日中電話の前に座っているし、みんなお客様対応しているので雑談することもできません。
毎日同じことの繰り返しになるので、じっとしていられない人には辛い職場です。
またクレーム対応ばかりしていると「なんでこんなに怒られているんだろう」「もっと他に良い仕事があるんじゃないか」など考えてしまうことも多いんですよね。
「自分にしかできない仕事がしたい」「対面で接客したい」「好きな商品を扱いたい」という人は辞めたくなる職場です。
コールセンターで身につくスキルやメリットは?
デメリットが多く見えるコールセンターですが、もちろんメリットもあります。
コールセンターが続いている人はどこに魅力を感じているのかな。
自分がコールセンターに惹かれた理由もあると思うので、照らし合わせてみてくださいね。
時給が高い
コールセンターの時給は高い所が多いです。
最低でも時給1,000円で、1,300円~1,500円の所が多いですね。
都心などでは、2,000円などの時給をもらえるコールセンターの募集もあります。
しかもコールセンターの良い所は、ほとんどが「未経験でもOK」ってこと。
他の職業で時給1,500円貰おうと思ったら「資格が必要」「経験者優遇」が条件ですが、コールセンターは資格も経験も必要ありません。
未経験で資格もいらずに時給1,500円は嬉しい~
また「週2~OK」「1日3時間~OK」など融通が利く場合も多いので、短期間や短時間しか働けないけど稼ぎたい人にとっては良いですよね。
もちろん週5×8時間で働けば、一般事務より高い給与をもらえるので「とにかく稼ぎたい」と言う人にもおすすめの職業です。
ルールが厳しくない
コールセンターは覚える事が多く大変な職業なので、社内ルールも厳しいイメージがありますよね。
けれど、実はルールはゆるい所が多いんです。
例えば、
- ネイルOK
- 髪型やカラーも自由
- 私服OK
- 暇な時間は雑談OK
企業の事務だと訪問客もあるため身だしなみに厳しいですが、コールセンターなら言葉遣いや対応がしっかりしていれば問題ありません。
ファッションや髪型にこだわりのある人や、ラフな格好したい人にとっても働きやすい職場ですよ。
そのまま帰りにお買い物できるから嬉しい♪
正しい言葉遣いやマナーが身に着く
コールセンターは顔を合わせることがない分、言葉遣いが大切です。
会社の窓口なので、当然お客さんもプロの対応を求めてくるんですよね。
そのため研修も厳しめですが、きれいな言葉遣いができることは、かなりの強みなんですよ。
間違った敬語を使うと「あぁこの人できてないな」と下に見られますが、正しい日本語を使うと一気に信用度も上がるからです。
特に年配の人は、言葉遣いに厳しいもんね。
また顔を見なくても、相手の声色で気持ちを感じ取れたり、それに合った対応ができるようになります。
例えば「怒っている人の話はとりあえず最後まで聞く」「悩んでいる人には優しくアドバイスする」など、人によって対応を変えられるようになるんですよね。
人の話を最後まで聞いたり、状況をみて対応を変えるのはなかなか難しいもの。
コミュニケーション力が身に着くのも、メリットの1つですね。
体力的な負担がない
コールセンターは基本的に座り仕事です。
重い荷物をもったり、外に営業に出たりもしないため「腰痛持ち」「持病がある」「体力に自信がない」人も働きやすい職場です。
また屋外に出ることがないので、夏や冷房、冬は暖房が効いている部屋で働くことができますよ。
真夏に汗をかいて疲れたり、重い物を運んで腰が痛くなることはないから良いですよね。
さらに職場の人数も多くみんな同じ仕事をしているので、体が弱い人もは休みやすいメリットもありますね。
自分しかできないような業務があると、どうしても休めないもんね……
コールセンターが合わない人の特徴
コールセンターは、向き不向きがハッキリしている職場です。
特にクレーム対応は気にしない人もいれば、それが苦痛で自分が病んでしまう人もいます。
自分が合うか合わないのか知っておこう。
我慢しすぎて体を壊しては元も子もないので、しっかりと見極めましょうね。
会話が苦手な人
コールセンターは「話す仕事」なので、会話が苦手な人は避けた方が良いです。
発信にしても受信にしても、相手の言っていることを理解してキャッチボールしないといけませんよね。
長時間黙っているわけにいかないもんね……
また高齢の方は何が言いたいのか分からない人も多いため、話を引き出してあげられる人が良いですよ。
もちろん会話なので話すだけでなく、聞く力も必要です。
例えば商品の説明をする時に、話を聞かずに一方的に話しているだけでは嫌がられてしまいますよね。
相手の話をしっかり聞いて、それに合わせた説明ができる人が向いている職業です。
臨機応変な対応ができない人
コールセンターで働くには、瞬時に判断できないと困ることが多いです。
相手が知りたいことをしっかりとくみ取って、必要な情報をわかりやすく伝える必要があるので、判断力が必要です。
また、ある程度のスピードも重要になってきます。
というのも、電話で保留が長すぎるとお客さんをイライラさせてしまうんです。
ずっと保留にされると嫌だよね。
すぐに答えを出せるのか、かけなおしをするのか、こういう小さな事もすぐに判断できる人が向いています。
もちろんマニュアルはありますが、資料に載っていない質問をされた時や、イレギュラーの事態が起きた時焦らないことが肝心です。
場面場面で、何がベストな行動なのか判断できると良いですね。
すぐに落ち込む人
コールセンターはクレームが多いので、すぐに落ち込む人は向いていません。
怒られた時「とにかく謝ってしまう」「怒られているから自分が悪い」と思ってしまう人は向いていないかも。
もちろん自分の対応が原因で怒られた時は、落ち込むし反省も必要です。
けれどコールセンターのクレームは「理不尽なもの」「ただ怒りたいだけの人」が混じっているのも事実。
そんなクレームすべてに落ち込んでいたのでは心が持ちませんし、すぐにウツになってしまいますよ。
優しすぎる人はツライ職場かも……
また、考えすぎてしまう人も不向きですね。
「なんであんなことを言われたんだろう」「自分の何が原因だったんだろう」など夜寝る寸前まで考えてしまう人は、いつか体を壊してしまいます。
反省するべき所はしっかりして、それ以外は謝りながら夕飯を考えるくらいの余裕があった方が楽に働けますよ。
コールセンターを辞めるべき状態や、辞める時におすすめの退職理由は別記事に詳しく書いています。
こちらも参考にしてくださいね。
コールセンターはもう無理という人必見!しんどい時の解決法やおすすめ退職理由
コールセンターを辞めたい人のおすすめ転職先
ここまで読んで「やっぱりコールセンターは合わないから辞めたい」と気づいた人もいるはず。
そんな人のために、コールセンターを辞めたい人におすすめの転職先を紹介します。
事務職
事務職はコールセンターのデメリットをカバーしつつ、得られたスキルを活かせる職場なのでおすすめです。
- 座り仕事で体力を使わない
- パソコン・電話スキルを活かせる
- クレーム対応が少ない
- ノルマがない
基本的に座り仕事で、屋内の仕事なので体力的に不安がある人も安心して働けますよ。
また、電話での言葉遣いやコミュニケーション力は事務職でも重宝するため、一緒に働く人もありがたいはず。
ノルマがないので、数字に追われず働けるというのもメリットですよね。
しかも、コールセンターの1番のデメリットであるクレーム対応がほとんどないので「クレームが嫌だけどパソコンや電話は使用したい」人にはぴったりです。
1つ問題なのは事務の求人は多いですが、ライバルも多いということ。
コールセンターが未経験でOKで時給が高いように、事務も同じく未経験OKでそこそこの時給がもらえます。
人気の企業はすぐに応募者が殺到して募集が停止されるので、早めに就活を始めて案件をチェックしておきましょう。
受付
受付も、コールセンターを辞めたい人におすすめの職種です。
コールセンターと同じく企業の顔となって、訪問した人を案内するのが仕事です。
- 座り仕事で体力を使わない
- クレームが少ない
- ノルマがない
- マナーや言葉遣い・コミュニケーション力が活かせる
1点、コールセンターと大きく違うのは「対面」だということ。
電話だと相手の感情は分かりにくいですが、受付は対面で接客するので動作や表情で判断することができますよね。
当然ノルマもないし、気持ちも楽です。
また企業の顔なので正しい言葉遣いやマナーが求められますが、そこはコールセンターで得たスキルを活かせますよ。
「パソコンよりも接客スキルを活かしたい人」「体力の負担のない仕事がしたい人」は、受付に転職してはいかがでしょうか。
けれどこちらも年齢制限やライバルの多い職種になるので、早めから就活をして募集があればすぐに行動できるようにしておきましょうね。
サービス業
サービス業は、コールセンターで得た「接客スキル」を活かせる職種です。
アパレル店員や、雑貨のショップ店員、飲食店の店員など沢山あるよね。
コールセンターに似ている部分も多いのですが、大きな違いは「対面」「体力仕事」ということですね。
- クレームは少ないがそこそこある
- 会社によってはノルマがある
- 対面で接客できる
- コミュニケーション力が活かせる
- 好きな商品を扱える
接客なので、クレームやノルマは同じようにあるかもしれませんが、コミュニケーション力は存分に発揮できそう。
また自分が好きなお店を選んで就職すれば、やりがいも感じることができますよ。
ただ品出しなどで体力を使う機会は多く、夏場は汗をかきながら仕事することもあるかも。
「お客さんの顔を見て悩みを解決してあげたい」「体を動かしたい」という人は、サービス業に転職してはいかがでしょうか。
営業
営業はコールセンターで得た「商品を提案する」「悩みをよく聞き理解する」スキルを発揮できる職種です。
コールセンターと同じくやる事は多いけど、頑張れば頑張るほど給料は高くなるよ。
- コミュニケーション力が発揮できる
- 体力を使う
- ノルマがある
- パソコン・電話対応がある
- クレーム処理がある
- 給料が高い
実はコールセンターで得たスキルは、営業に必要不可欠なものなんですよね。
というのも、物を売るとき「何に困っているのか」「何が欲しいのか」など、相手の気持ちを知ることってとても重要です。
そのため話を聞くことが苦手な人は向いていませんが、コールセンターで「聞く能力」はかなり養われているはず。
また、その人にあった商品を提案する「判断力」も身についているんですよね。
営業としてのスキルが自然に身についているってすごいよね。
「電話じゃなくて、対面で接客したい」「自分の好きな商品なら頑張れる」という人は、営業にぴったりですよ。
そして、どんな職業に転職するにも、就活は早めに初めておきましょう。
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コールセンターが合わないなら!上手な辞め方
コールセンターが合わないから辞めたい時、どう辞めるのが1番良い方法なのでしょうか。
ここでは、コールセンターの上手な辞め方を紹介しますね。
契約を更新しない
- 入社したばかりで研修期間の人
- 派遣社員・契約社員の人
- 雇用期間のあるパートやアルバイトの人
など、契約期間が定められている人は「契約を更新しない」のがおすすめ。
例えば3か月の研修期間で「辞めたい」と思ったら、研修期間は耐えて更新するか聞かれた時に「しない」と答えるだけ。
研修期間は会社が従業員の能力を見極める時間なので、労働者側が「合わないから辞めたい」と言ってもトラブルになることはありません。
むしろ早い段階で合わないことが分かって、お互い良かったという感じです。
また派遣社員や契約社員・契約期間のあるパートやアルバイトも、次の更新を断ればトラブルなく辞められますよ。
もちろん契約を更新しない場合も「いつまでに更新をしない旨を伝えること」など、決まりがある時は従うのがベスト。
入社時に交わした契約書に記載があるので、確認してギリギリに伝えないように気を付けましょう。
もちろんこの辞め方は期間中は働き続けないといけないデメリットもあり、すぐに退職したい人には不向きです。
「明日にでも辞めたい」「そんなに待てない」という人は、最後に紹介する辞め方を参考にしてくださいね。
退職の1か月前に伝える
契約期間がない正社員の場合は、退職の1か月前に上司に意思を伝えます。
普通の辞め方なのですが、トラブルなく辞めるには会社の契約書通りに進めるのが1番です。
ほとんどの会社は退職の1か月前に伝えれば問題ないはず。
けれど中には「退職の2か月前に伝えること」など、長めに期間をとっている所もあります。
1度就業規則や雇用契約書を確認して、自分の会社は何日前に伝えればよいのか把握しておきましょう。
また例外として、雇用期間の定めのないパートやアルバイトの場合は、1か月前じゃなくても大丈夫。
法律上「退職2週間前に伝えれば辞められる」と決まっているため、正社員より少し短い期間で辞める事ができます。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:e-Gov法令検索(民法第627条)
アルバイトやパートの人は、雇用契約書を見て契約期間の定めがないか確認してみてくださいね。
2週間前に伝えてやめられるのはどんな人か、詳しく書いた記事もあります。
こちらも参考にしてください。
【保存版】パートを辞めると言うタイミングは退職の何日前?法律で2週間前って本当?
即日退職したいなら退職代行
どんな雇用形態にしろ「辞めたい」と思って、すぐに辞めるのは不可能です。
どうしても伝えてから2週間や1か月間は、会社に残って仕事をしなければなりません。
だけど、もう限界。1か月も働けないよ……
そこで、即日退職したい人はどうすべきかというと「退職代行」がおすすめ。
当日辞める方法と聞くと、バックレを想像するかもしれませんが、バックレはトラブルが多いので絶対辞めるべき。
例えば、
- 会社から電話がかかってきたり、訪問される
- 有給が消化できない
- 退職後の書類がなかなか来ない
- 損害賠償請求される
など、結局は自分に不利なことが多いんですよね。
その点退職代行を使えば、自分で伝えずに済むし、デメリットも回避して辞める事ができます。
例えば、
- 会社からの電話や訪問がない
- 有給が消化できる
- 退職後の書類が来なくても催促してくれる
など自分では言いにくい有給消化や書類の催促まで任せられて、精神的にも楽に退職することができますよ。
実は私も退職代行を利用して辞めていますが、本当に家にいるだけで誰とも話さずに退職できました。
急に辞めて迷惑かけたな…という思いはありますが、精神的に解放されたし、次の日からぐっすり眠れるようになったので後悔はありません。
本当に利用してよかったです!
お金はかかりますが「精神的に限界だから辞めたい」「自分で言い出せない」人は、誰かに頼むのもアリ。
プロに頼めば有給消化もできるし退職後の不安もないので、ぜひ選択肢の1つとして覚えておいてくださいね。
私が退職代行を利用したきっかけや、実際の業者とのやり取りは別の記事にまとめています。
リアルな感想を書いているので、気になる人は読んでください。
コールセンターが合わないなら辞めてOK!向き不向きを見極めよう
コールセンターは時給も高くて、身につくスキルも多いですが、クレーム対応が多いので向き不向きがハッキリした職種です。
クレームを気にする・気にしないというのは性格なので、合わないならキッパリ辞めて大丈夫。
けれどどんな雇用形態でも「合わないから辞めたい」と思って、すぐに辞めることは難しいんですよね。
「クレームが怖い」「電話に出られない」など精神的に限界なら退職代行がおすすめ。
会社に迷惑はかかりますが、自分の体を優先するのが大事ですよ。
ぜひコールセンターのスキルを活かして、次の職場で頑張ってくださいね。
「コールセンターが合わないから辞めたい」と悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
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