入社したばかりの新人の頃って、仕事でミスして落ち込む事も多いですよね。
けれど決して「なんでこんなに仕事ができないんだろう」と自分を責めないでください。
新人はミスして当たり前!
このページでは、新入社員がミスをしても落ち込む必要がない理由と失敗した後の対処法を紹介します。
また失敗を防ぐ方法や、転職も考えるべき危険な職場の特徴もまとめているので参考にしてくださいね。
「仕事でミスをして立ち直れない」「次の出勤日が怖い」と悩んでいる新人さんのお役に立てば嬉しいです。
新人が仕事でミスしても落ち込む必要がない理由
仕事でミスして落ち込む気持ちも分かりますが、新人が失敗するのは当たり前のこと。
まずは、ミスしても落ち込む必要のない理由を紹介しますね。
新人はミスして当たり前
入社したばかりの新人がミスするのは当たり前です。
なぜなら誰でも初めてのことは分からないし、1回教えてもらっただけですべてを理解することは難しいから。
会社によってやり方も違うし考え方も違うので、中途採用で入ったとしても失敗は当たり前なんです。
全く失敗しない人を見つける方が難しいよね。
転職歴が多く色々な職場を渡り歩いてきた私も、入りたての会社ではやっぱりミスをしてしまいます。
けれど失敗して初めて分かることもあるし、ミスした分成長できるので落ち込まなくて大丈夫ですよ。
ただ新人とはいえミスはミスなので、まずは素直に謝ることが大切です。
素直に失敗を認めて「学びたい」という姿勢が見えれば、先輩や上司も許してくれるはず。
ふてくされたりミスを隠そうとすると、後でバレた時に大変なので注意してくださいね。
ミスは新人の時しか許されない
ミスして許されるのは新人の頃だけなので、最初はどんどん失敗すべき。
そしてミスをカバーしてくれる先輩や上司の対処法を、しっかり見て覚えておきましょう。
新人の頃に対処法を身に着けておくと、臨機応変に対応できるようになりますよ。
ミスしない人はすごいけど、失敗回数が多い人の方が知識や経験が豊富なのも事実です。
ミスしないで独り立ちした人は、いざ失敗した時の対処法が分からず焦ってしまうかも…
失敗しても助けてもらえる新人のうちに、ミスして経験値を増やしましょう。
ちなみに新人のミスが許されるのは、大体半年~1年くらいまでです。
仕事内容により独り立ちが早い職場もありますし、日数が経てばたつほど失敗しづらくなるので、最初の頃にミスを経験することが大切なんですよ。
ミスしても問題ないレベルの仕事
入社したばかりの新人に任されるのは、ミスしても許されるレベルの仕事です。
失敗したら大きな損害が出る仕事や、会社に大ダメージがある仕事は任せられないので大丈夫。
だからと言ってもちろん適当にやっていいわけではありませんが、必要以上に失敗を恐れることはないので安心してくださいね。
そう考えると心が軽くなるよね。
誰も気にしていない
正直なところ、新人のミスなんて誰も気にしていません。
- 自分もそうだったから
- 新人はそういうものだと分かっているから
- 自分の仕事で手一杯だから
というのも、誰もが最初は新人でミスをしていたから。
自分も通ってきた道なので「新人はそういうもの」だと思って見ているし、ちょっとミスしたぐらいでみんなから注目されることもありません。
ミスしても、次から気を付ければ大丈夫!
それに先輩や上司も自分の仕事を抱えているので、ずっと新人のことを考えてもいられないんですよね。
失敗しても気にせず、仕事で挽回してくださいね。
新人が仕事でミスして落ち込んだ時の対処法
新人の時のミスって落ち込むし「自分は仕事ができないのかな」と落ち込んでしまいますよね。
分かるけど、落ち込んでいても解決しません…
続いては、仕事で失敗した時の対処法を紹介しますね。
ミスした原因と対策を考える
ミスをしたときは「なぜ失敗したのか」「今後どうすれば良いのか」を考えましょう。
失敗を思い出すのは辛いですが、同じことを繰り返さないために対策を練ることが大切です。
例えば、
- 入力ミスがあった ⇒ 二重チェックをする
- 不安なまま決行してしまった ⇒ 不安な時はすぐに確認する
- 手順を忘れてしまった ⇒ メモを見ながら進める
- 提出期限を忘れてしまった ⇒ 仕事に優先順位をつける
なぜ失敗したかが分かると、どうすればカバーできるかが分かりますよね。
自分が失敗しやすい状況や行動の癖を知っておくと、ミスが起こりづらくなりますよ。
先輩や上司に相談する
仕事のミスで落ち込んだ時は、信頼できる上司や先輩に相談するといいですよ。
過去に同じ仕事を経験している人なら「気を付けるべきポイント」「対処方法」など、アドバイスをくれるかもしれません。
それに人は頼られると嬉しいものですし、コミュニケーションを取ることで少々のミスは許してもらえる可能性もあります。
失敗を認められる人は可愛がられますよね。
ミスした時に一人で抱え込んだりイライラする人もいますが、それは逆効果。
職場の雰囲気を悪くするし、何が苦手なのかが分からないから他の人を困らせてしまいますよ。
「こういうミスをしてしまって…」と相談すれば、それ以降気にかけてもらえるかもしれないので、ぜひ誰かに頼ってみてくださいね。
ストレスを発散してためこまない
仕事でミスして落ち込んだ時は、ストレスを溜め込まず発散させましょう。
ストレスを放っておくと体調不良が出たり、酷くなるとうつ病になってしまいますよ。
おすすめのストレス発散方法を紹介します。
- 軽い運動をする
- 甘いものを食べる
- 友達に話す
運動を20分すればセロトニン(幸せホルモン)による幸福感が、12時間続くという研究結果が出ています。
家の周りや公園でウォーキングやジョギングするだけでも、十分なストレス発散になりますよ。
スイーツが好きな人は、甘いものを食べると運動と同じくセロトニンが分泌されます。
好きなコンビニスイーツを買って帰りましょう。
また友達と会ってお茶したり話すことで、気持ちも軽くなるので予定を入れてみてくださいね。
新人が仕事のミスを防ぐためにできること
仕事のミスは、工夫次第で防ぐことができます。
ここでは新人が失敗を防ぐためにできることを紹介しますね。
実際に私も仕事のミスが減った方法です♪
メモを取る習慣を付ける
入社したばかりの時は、とにかくメモを取る癖をつけた方がいいです。
なぜならマニュアルがあっても、いざ実践すると分からなくなることも多いんですよね。
例えば、
- 手順は分かるがどのファイルを開くのか分からない
- 口頭で言われたパスワードを覚えていない
- メモを取るまでもない簡単なこと
- その場で言われた注意事項
よくあるのが手順はマニュアルを見れば分かるけど、PCのどのファイルを開けば分からないということ。
そういったファイルの場所や、業務のスタート方法はメモしておくのがおすすめです。
パスワードは口頭で伝えられることが多いからメモしておきたい…
また話の流れで「あ、これ注意してね」と言われる注意事項もメモは必須ですよ。
あと、メモが必要ないような簡単なことも私は絶対書き留めておきます。
というのも、その時はメモを見ずにできたとしても数日たてば忘れてしまうし、簡単なことなので質問しづらくなってしまうんですよね。
あとで忘れそうだな…と思ったら、周りの目は気にせず書いておいた方がいいですよ。
分からない時はすぐに質問
「忙しい職場だと何度も質問しづらい」という人も多いのではないでしょうか。
けれど聞きにくいからといって、そのまま進めたらミスにつながりやすいんです。
教育係が忙しく質問できないという時は、以下がおすすめですよ。
- 他にできることを進めておいて、後でまとめて質問する
- 「後で質問いいですか」と意思表示しておく
- 同じ作業をしている人に確認する
先にできることを進めておけば、時間を無駄にすることもありません。
また同じ作業をしている人がいれば、不安な点を確認して先に進むことができますよね。
「同じ作業をしている人がいない」「別の仕事がない」という場合は、教育係に「聞きたいことがある」ということを言っておきましょう。
そうすれば手が空いた時に教えて貰えますし、手持無沙汰な時間があっても理解してもらえるはずですよ。
失敗したらすぐに報告
どんな些細なことでも、失敗したらすぐに報告した方がいいです。
なぜなら、
- 時間が経てばたつほど言い出しにくくなる
- 発覚した時に信用がなくなる
- リカバリー方法が分からないままになる
ミスは気づいた時に言わないと、だんだん言い出しにくくなるので要注意。
時間が経てばたつほど言いづらくなって、発覚した時に「なんでもっと早く言わなかったの?」と責められる確率も高くなります。
すぐに言えば訂正できたものが、時間が経つとどうしようもできなくなることも…。
訂正できれば周りも大目に見てくれますが、どうにもできなくなってからではフォローのしようもありません。
また運よく発覚しなかったとしても、ミスした時のリカバリー方法が分からないので成長もできませんよね。
会社のためにも自分のためにも、失敗した時はすぐに報告してくださいね。
仕事に優先順位をつける
「提出期限に間に合わなかった」「焦ってミスしてしまう」という人は、仕事に優先順位をつけましょう。
優先順位のつけ方は以下を参考にしてください。
- 提出期限があるものを優先する
- 急ぎのものを優先する
- ダブルチェックがあるものを優先する
- 工程が多く確認事項が多いものは早めに手を付ける
「期限があるもの」「急ぎのもの」は優先して終わらせるようにします。
期限も緊急性も高くない仕事が沢山ある場合、自分では完結できないダブルチェックのあるものを早めに終わらせるようにしましょう。
自分で仕事を止めていると迷惑がかかるので、人に渡す仕事は優先的に終わらせた方が良いです。
また『工程が多く終わらせるのに時間がかかるもの』を先に進めておけば、途中トラブルがあっても余裕をもって終わらせることができますよ。
こんな時は転職もあり…ミスが許されない危険な職場
普通の会社なら新人のミスは当たり前なので、そこまで気にする必要はありません。
けれどもし、働いている会社が「新人のミスも許さない・責任を取らせる」ようなら要注意。
転職も考えるべき危ない会社を紹介します。
一度のミスで怒られる会社
入社したばかりなのに、一度のミスで怒られる会社は要注意です。
- こんなこともできないの?
- もう絶対ミスしないでね
- 失敗したらみんなの迷惑になるからやめてね
「今後は気を付けてねー」など軽い注意なら良いのですが、上記のように強く言われると萎縮してしまいますよね。
こうなると「ミスできないプレッシャー」を背負うことになりますし、ストレスが日々溜まっていきそう…。
パワハラ気質を感じるし、働くのが辛くなります。
新人の頃はミスしてなんぼなのに、それさえもできない職場では成長することもできませんよ。
新人に厳しすぎる会社は、転職も考えた方が良いかもしれません。
入社したばかりの会社をすぐに辞めるコツや、おすすめの退職理由をまとめた記事もあります。
転職を考えている人は、こちらも読んでくださいね。
始めたばかりのパートを辞める理由と例文おすすめ4選!すぐ辞めるコツは?
質問しにくい雰囲気の会社
教育係がおらず「誰に質問したらいいか分からない」「質問できない雰囲気がある」職場も危険です。
まず教育係がいないのは「手が空いている人がいない」「中堅クラスがいない」ブラック企業の可能性が高いです。
入れ替わりが激しい会社は中堅がいないことが多いよね…
人手不足な職場は一人一人の仕事量が多いので、質問する隙を見つけるのが大変です。
ただでさえ新人は気を遣うのに、些細なことまで神経を使うのはしんどいですよね。
「質問できない」「ミスができない」環境は成長を妨げるので、早めに転職を考えた方が良いですよ。
上司が責任を取ってくれない会社
普通新人のミスは上司や先輩がカバーして、取引先やお客様にも謝罪を行うもの。
けれど危険な会社は「自分のミスは自分で」処理させられます。
会社の対応として新人に処理させるのは適切ではないよね…
数年働いて役職がついてから「責任を負う」ことはありますが、入社して早々新人が責任を取ることはまずありません。
もし入社したばかりの会社で「やったことの責任は自分で取ってね」と言われるなら、転職も考えた方がいいかもしれませんよ。
働けば働くほどプレッシャーやストレスがのしかかり、辛くなってしまいます。
試用期間中に辞めたい人は『始めて1カ月の仕事を辞める方法』をまとめた記事もあります。
こちらも参考にしてくださいね。
パートを始めて1ヶ月での辞め方!試用期間中に辞める時の退職理由と判断基準
新人が仕事でミスするのは当たり前!落ち込む必要なし
新人が仕事でミスするのは当たり前なので、落ち込む必要はありません。
「なぜミスしたのか」「今後どうすればいいのか」を考えて、成長の糧にしてくださいね。
- メモを取る習慣をつける
- 分からない時はすぐ質問
- ミスしたらすぐ報告
- 仕事の優先順位をつける
上記を意識してみてください。
「仕事でミスして立ち直れない」「失敗後の対処法を知りたい」という人の参考になれば嬉しいです。
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