パートの扱いが酷い職場ってありますよね。
会社都合で勝手にシフトに入れられたり、正社員と差別される割にこき使われたり…そんな理不尽な対応をされたらストレスで体を壊してしまいそう。
パートだからって我慢しなきゃいけないの⁉
実は2020年4月からパートと正社員との待遇差をなくす「パートタイム・有期雇用労働法」が施行されているのを知っていますか?
この記事では新しく施行された「パートタイム・有期雇用労働法」の内容や、「パートの扱いがひどい!」と悩んでいるみんなの体験談を集めて紹介しています。
またブラックパートの見極め方や、最終的な対処法もまとめて書いていますよ。
「パートだからって理不尽な対応にがまんできない」「ひどい扱いをされたらどうすべき?」など悩んでいる人は参考にしてくださいね。
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パートの扱いが酷い!みんなの体験談
まずは「パートでひどい扱いをされた!」というみんなの体験談を紹介します。
4つのパターンに分けてみたので、自分の職場はどれに当てはまるか考えてみてくださいね。
みんなパートでひどい扱いを受けているんですね!
会社都合で利用される
まずは「会社都合で振り回されている!」という方々の体験談です。
SNSやネットで調べたところ、以下のような声が見つかりました。
ネットの声
- 仕事が遅いからとサービス残業させられた
- 朝30分前に出勤するように言われた
- 社員のプライベートの用事をやらされた
- 会社の都合でシフトを勝手に変えられた
「あなたは仕事ができないから残業ね」など言って残業させたり、業務前に掃除をするからと30分前に出勤させて給与は発生しないなんてことも…。
さらには会社都合でシフトを勝手に変えられて、出勤したら「今日は人手が足りているのでいいです」と言われたなんて声もみられました。
これに関しては完全に時間泥棒ですよね…。
こちらも働く予定で支度をしているし家事もそれに合わせてやってきているのに、「今日は良いです」の一言で済ませるのは酷すぎます。
人手が足りているかどうかはもっと早く分かるはずだし、前日や事前に連絡することはできるはず。
こんな誠意のない対応をされると「扱いが酷すぎる!」と怒りたくなる気持ちも分かりますね。
みんな会社都合に振り回されてひどい体験をしていますね。
続いてツイッターでも色々な声がありましたよ。
ツイッターの声
この方のお母さまは体調不良になるまで働かされた挙句、時間を減らしてほしいと相談したら逆切れされたそうですよ。
職場がまわればパートの体調はどうでも良いということでしょうか…ひどすぎますね。
こちらも体調不良なのに休ませてもらえず、雑用を頼まれたそうです。
体調不良のまま働かせて症状が悪化しても責任を取れないくせに、病人を働かせ続けることに疑問ですね。
自分の立場だとどうなのか考えてほしいですよね。
こちらは社員が業務中にプライベートな用事で出かける時、パートに留守番させるということが普通に起こっているようですね。
しかも「仕事ができないから」という理由で残らせて、残業代も払わないなんてひど過ぎます。
「仕事ができない」という言葉で傷つけておいて、さらに時間まで搾取されるなんて…。
ちなみに私も「定時の30分前に出勤が必要」なパートで働いたことがあります。
30分前に出勤して何をするのかというと、掃除したり社員が談笑したり…もちろん早く来ても給与は支払われないんですけどね。
さらには「やる気があるならもっと早く来てほしい」ともいわれました。
こういう職場って「会社に貢献してなんぼ」という考えなんですけど、会社といえどギブ&テイクは必須だと思うんですよね。
ボランティアではないので、メリットがないとやる気もでません。
私も結局退職しましたが、会社の都合でパートを利用する職場で働き続けても体力を精神力を消耗するだけなんですよね。
ストレスで体を壊す前になんらかの行動を起こしておきたいですね。
横柄な態度をとられる
続いて「パート先で横柄な態度を取られている」と悩んでいる声も多かったのでまとめました。
ネットで見つけた声は以下です。
ネットの声
- 他の社員もミスしているのに自分だけ注意される
- ミスしていないのに目を付けられる
- 八つ当たりされる
- 注意ではなく怒鳴られる
- 仕事の教え方が横柄な態度で怖い
何もしていないのに目をつけられたり、八つ当たりされたり…あきらかにパワハラでは?という声が沢山ありました。
自分のストレスが溜まっているからと言って、誰かに八つ当たりしたり怒鳴りつけたり…そんなことは許されませんよね。
またパートだから「下の立場」と思っているのかもしれませんが、それも大間違い。
労働者という立場は正社員とパートも同じだし、いろいろな事情があってパートという働き方を選んでいるだけでパートでも優秀な人は沢山います。
雇用形態の違いだけで見下す態度を取る人がいることは悲しいし、腹立たしいですね。
適当に扱われる
パート先で適当に扱われることに、悩んでいる人も沢山いましたよ。
せっかく採用されて働きだしたのに、引継ぎが適当だったり対応がいいかげんだと会社に対しての信用がなくなりますよね。
ネットで調べると以下のような声が見られました。
ネットの声
- 面接で育児中だと伝えたにも関わらず休みが多いと注意される
- 休日出勤の手当てがない
- 引継ぎが適当でちゃんと教えてくれない
面接で育児中と伝えたにも関わらず「早退が多い」「休みが多い」と注意をされて、シフトも減らされたという声もありました。
自分でも迷惑をかけると分かっているから面接で伝えたのに、「適当に採用しているのかな?」と疑ってしまう対応ですよね。
また休日に出勤しても手当てが支払われず、会社の管理体制が適当なところもあるようですよ。
さらに、引継ぎが適当で困っているという声も沢山ありました。
せっかく働き始めたのに引継ぎをしてくれないと独り立ちもできないし、それで文句を言われても納得いきませんよね。
管理体制や対応が適当だと信用できません…。
続いてツイッターでも以下の声が見つかりましたよ。
ツイッターの声
こちらの方は10年近く働いているのに「技術がないから」といって、仕事の押し付けをされているそう。
何年も働いている人に言うセリフではないし、何も考えずに適当に言っているんでしょうね。
他の会社に移る人もいる中何年も続けているパートさんには、それなりの対応をしてほしいです。
こちらの方は、研修してくれないのに仕事を無茶ぶりされて困っています。
研修しないまま電話対応やクレーム対応、在庫管理など全部任すのは無謀すぎます。
そのくせ対応が悪いというのは、完全に個人に責任をなすりつけていますよね。
問題が起きた際に会社や上司が矢面に立ってくれない職場は要注意です!
正社員との区別がすごい
正社員とパートの差別で悩んでいる人も多いです。
同じ職場で働いているという立場は同じなのに、あからさまに差別があると哀しいしやる気もなくなりますよね。
ネットで見つけた声は以下です。
ネットの声
- 休憩室が使えない
- 給湯室のポッドなど使用できない
- お土産のお菓子は食べてはいけない
- 正社員は支給なのにパートは自腹購入
例えば、会社の休憩室が使用不可というところ。
短時間のパートだと休憩はいりませんが、長時間勤務だと休憩が必要だし自席で休憩というのはなかなか落ち着きません。
パートだから休憩室が使えない…というのは、会社として問題があるように感じますよね。
またお土産のお菓子をパートは食べてはいけない、という会社もあるみたい。
お菓子は自分で買って食べたら良いしそこまでの問題でないように思えますが、目に見えて差別があるというのが精神的なストレスですよね。
みんなが取れるような場所にお菓子が置いてあるのに、パートだけは取ってはダメなんて屈辱的。
また正社員は支給されるのに「パートは自腹で購入をしないといけない」という扱いに怒っている人もいましたよ。
これに関しては私も経験があって、正社員は支給されるのにパートは自腹で自社製品を購入しないといけない会社で働いたことがあります。
結構高額な物もあったので私は一部断っていましたが、言われるがままに購入している人もいたんですよね。
働いて初日でお金を使わされて信用がなくなり、辞めていく人も多かったですよ。
そして新人が入ってくると自社商品が売れるので、「なんだかなぁ」と感じるようになりました。
パートに買わせて利益を上げようとしてない⁉
私の場合は自社商品でしたが、そうでなくともお店で着るTシャツを自腹購入とかエプロンを購入するとかそういったパートも多いはず。
お金のために働いているのにまずお金を払うというのは疑問に思いますし、社員に支給しているならパートにも配ってほしいものですね。
正社員とパートの扱いが違うのは労働法違反かも⁉
冒頭でも書いた通り、2020年4月よりパートと正社員の待遇差をなくす「パートタイム・有期雇用労働法」が施行されました。
これはどういうことかというと『パートタイマーと正社員の待遇差をなくそう』という法律で、働く職場で待遇に疑問を持った場合事業主に説明を求めて良いと決められたものです。
そしてその待遇差が「不合理なもの」と認められた場合、会社は改善しなければならなくなりました。
2021年4月からは中小企業にも適用されていますよ!
つまり「パートの扱いがひどい!」と感じたら「なぜ待遇の差があるんですか?」とパート先に問いただしても良いってことなんですよね。
今までは泣き寝入りしていたような扱いも、説明を求めることができるようになりました。
例えば、以下のような待遇差を感じている時は説明を求めることができますよ。
- 正社員は通勤手当が出るけどパートはでない
- 正社員は休憩室が利用できるけどパートは利用できない
- 正社員は慶弔休暇を取れるけどパートは取れない
上記の体験談で聞かれたような「休憩室を使えない」「手当てがでない」などの待遇差は説明を求めることができそうですね。
例を出して説明しましたが、発表されている『待遇差が禁止される項目』は以下です。
待遇差が禁止される項目
基本給、賞与(ボーナス)、各種手当(役職手当、食事手当等)、福利厚生(給食施設、休憩室、更衣室、慶弔休暇等)、教育訓練などのあらゆる待遇
引用元:政府広報オンライン
パートの扱いで納得がいかない人は、上記の項目と自分の悩みが当てはまらないかチェックしてみましょう。
上記のような待遇差がある場合説明を求めることはできますが、少し注意も必要ですよ。
実は待遇差が認められ改善されるのは、その差が「不合理」と認められた場合のみなんです。
というのも正社員とパート労働者で働き方や役割が違う場合、それにより給与や福利厚生などの待遇が違うのは普通のこと。
短時間しか働かないパートと正社員が同じ待遇では、正社員からクレームがきますもんね。
そのため待遇差が働き方や役割などの違いに見合ったものなら、事業主は改善する必要がないんですよね。
説明を求めた際事業主も「不合理ではない」ことをアピールしてくると思うので、説明を求める前に「待遇差は不合理だ」と言えるかしっかり考えておきましょうね。
ポイントは「正社員、パートなど雇用契約の違いは関係ないこと」。
例えば、休憩室の利用や通勤手当は雇用形態関係なく必要なものですよね。
休憩室も通勤手当も勤務時間が短くても必要ですよね。
説明を求める際は、待遇の差が「不合理」なものかどうか考えてから申し出るようにしてくださいね。
そして、こういった説明を求める行動は「会社を刺激することになるからちょっと…」いう人もいるかもしれません。
言い方によってはパート先と口論になったり余計なトラブルに発展する可能性もあるのでため、ケンカ腰で問い詰めることは避けましょうね。
ちなみに「パートタイム・有期雇用労働法」ではそういった説明を求めた労働者に対し、クビにしたり給与を減らしたり不当な扱いは禁止されているので安心してください。
もし説明を求めた際にトラブルに発展してしまった場合は、都道府県の労働局に相談しましょう。
相談すれば、無料で解決手続きを行ってもらえますよ。
会社に対してどう対応すればよいか助言をもらえたり、解決に向けての手伝いをしてもらえるので困ったらぜひ活用しましょう。
パートの扱いが酷い!ブラックパートの見極め方
ここまでみんなの体験談や、新たに施行された 「パートタイム・有期雇用労働法」 について紹介してきました。
正社員とパートの待遇差が不合理なものは、事業主に説明を求めることが出来るんですよね。
会社に相談して改善してもらえたら1番なのですが、パートの扱いが酷い職場は『ブラックパート』の可能性も高いです。
ブラックパートは説明を求めた際トラブルになる可能性が高いから注意が必要ですね。
ここからは、パートの扱いが酷いブラックパートの見極め方を紹介します。
常に人手不足
常に人手不足の会社はブラックパートの可能性が高いですよ。
人手不足でも応募をかけて希望者がいれば、すぐに解消されるはず。
けれど、新しい人が定着しない理由が何かあるはずなんですよね。
例えば以下の理由から新人が続かないのかも。
- 給与が安い
- 待遇が悪い
- 職場環境が悪い
- 古参が職場を牛耳っている
給与が安かったり、給与の割に仕事が過酷だったりすると辞めていく人が多いため慢性的な人手不足になりがちです。
そしてこういう職場は人の入れ替わりが激しいため、残っている人同士の絆が強くて新人が馴染めないということも多いんですよね。
特に女性はグループになると独特な雰囲気を醸し出しますもんね。
人の入れ替わりが激しいと職場に原因がありそうなものですが、こういう会社って新人に問題があると決めつけがち。
だから給与や待遇の悪さが改善することはないし、むしろ「もっと会社に貢献しろ!」「根性が足りない」と思っていることの方が多いです。
よっぽどの理由があるなら働き続けても良いですが、給与や職場環境において改善の兆しもないなら他のところを探した方がよさそうですね。
パワハラがある
パワハラがある職場は、明らかにブラックパートなので要注意。
パワハラと言っても様々ですが、例えば以下のような扱いはパワハラにあたります。
- 過度な仕事の押し付けがある
- 無視される
- みんなの前で怒鳴られる
- ミスしていないのに責められる
1人では終わらせられない仕事を押し付けられたり、無視されたり、みんなの前で怒鳴られたりすることはパワハラにあたりますよ。
逆に仕事を与えられないこともパワハラです。
もちろん遅刻したり重大なミスをしたり、失敗が本当なら注意されても仕方ありません。
けれど、それをみんなの前で叱責すると話は別なんですよね。
断れない立場に当たる上司や先輩から無理を言われるのはパワハラなので、会社で不当な扱いを受けている人は要注意。
パワハラをされると「仕事ができない自分が悪い」など自分を責めがちですが、決してそうではありませんよ。
我慢しているとストレスが溜まって、体調不良につながりかねないため逃げることも大切です。
パワハラの定義やどういったものを指すのか、体験談も踏まえて書いている記事もあります。
こちらも参考にしてくださいね。
パートをパワハラで辞めたい時どうすべき?実体験から学んだ対処法と具体例
残業が当たり前
残業が当たり前になっている会社もブラックパートなので要注意。
もちろん、繁忙期など時期の問題で職場全体で残業しないと終わらない仕事量なら仕方ありません。
けれど他の人が残業しているからという理由や、個人単位で過度な仕事の押し付けをして残業させるような会社は問題です。
それどころか上記の体験談で紹介したように正社員がプライべートな用事で外出したいからといって、パートに留守番させるような会社は問題外ですよね。
留守番で残業させて残業代もでないとかブラックすぎる…。
そして今どきの会社は、なるべく残業しないような風潮が広がっていますよね。
あまり働きすぎると過労で倒れる可能性もあるため、できるだけ定時で帰ろうと言われています。
そんな世の中で「残業を推進する会社」は信用できませんし、無意味な残業ならなおさら不信感が募るだけです。
残業する雰囲気が漂っていて「帰りたい」と言えない会社は、働き続けてもストレスがたまるだけなので早めに見切りをつけた方がよさそうですね。
給与が遅れるなどルールが曖昧
給与が遅れるなど、社内のルールが曖昧な会社は間違いなくブラックパートです。
こういった会社は、休日出勤や残業なども把握していない可能性も高いため要注意ですよ。
というのも会社と労働者は、働く代わりに給与を出すという雇用関係が結ばれていますよね。
お互いにメリットがあるから契約したわけで、パートは会社のために無償で頑張りたいという人ではありません。
ボランティアで働いているわけではありませんもんね。
けれど給与が遅れたり残業代がない会社はそのあたりを勘違いしていて、従業員を単なるコマにしか思っていないんですよね。
そう思っていなければ、給与が遅れるなんてことはまずないはず。
会社として当たり前のルールが遂行されない会社は、思いもしないトラブルが起きる可能性も高いため一刻も早く離れた方が良いですよ。
ネットの口コミが悪い
「あれ?この会社ちょっとおかしいかもしれない」と感じたら、ネットの口コミを検索するのも1つの手です。
周りの人に相談したり評判を聞いても良いですが、心配をかける可能性もありますよね。
そんな時はネットで会社名を1度検索してみましょう。
最近では会社の口コミサイトもあるし、SNSで検索すればいろいろな人の意見を見ることができますよ。
前に働いていた従業員が書いている口コミがあれば信ぴょう性が高いと思いますが、悪評が多い会社なら要注意です。
本来なら応募する前に口コミを確認しておきたい所ですが、気付いた時が1番早いですよ。
ブラックパートは続けていると、ストレスが溜まって体を壊す可能性があるので危険。
疑問に感じている扱いに対し解決できそうなら行動を起こして、無理だと感じるなら退職の準備を進めましょう。
パートの扱いがひどい場合の対処法
ここまではパートの扱いが酷いと感じるみんなの体験談や、パートと正社員の待遇差をなくす法律など紹介してきました。
そして、自分の職場がブラックパートかそうでないかも判断できたと思います。
ここからは理不尽な対応のあるパートにたいしてどうすべきか?最終的な対処法について紹介しますね。
あまりにもひどい扱いを受けているなら、精神的な平和のためにも早急な対応が必要ですよ。
相談する
1人で悩んでいる人は、まず相談することから行動してみましょう。
人に話すことで、もしかしたら解決することもあるかもしれません。
- プライベートな友人や家族
- 同僚
- 上司
ブラックパートなのか自分で判断がつかない場合は、プライベートな友人や旦那さんに相談して第三者の意見を聞きましょう。
実際に会社で働いていると職場の雰囲気などに飲み込まれ気付かないこともありますが、周りからみれば明らかにおかしいことも多いです。
信頼できる人に意見を仰いで判断の材料にすると良いですよ。
また職場の同僚に相談することで、社内の状況や改善案が見つかることもあるかも。
信頼できる先輩や同僚がいるなら相談しても良いかもしれませんね。
そして、直接上司に相談することも1つの手段ですよ。
もし同僚や先輩からの仕事の押し付けや残業など困っていることがあるなら、上司に相談することで解決するかもしれません。
なぜなら先輩や同僚から不当な扱いを受けている場合、個人で勝手にやっていることかもしれないから。
自分が楽したいがためにやっていることかもしれませんね。
上司の指示で理不尽な扱いがあるなら、上司に相談しても無駄ですが個人の勝手な行動が原因の場合は上司に伝えることで改善するかもしれませんよね。
また上司の判断だったとしても「仕事が多すぎて家庭と両立が難しいから調整してほしい」など、不満に思っていることを主張すれば聞いてもらえるかもしれません。
不満を伝えないと相手も「この人は何も言わないからこれで良いんだな」と思っている可能性もありますからね。
自分の気持ちを伝えることで、何か状況が変わるかもしれませんよ。
退職する
上記で紹介したように相談しても改善の兆しがない場合は、退職して新しい仕事を探しましょう。
「結局それか」という声も聞こえてきそうですが、辞めることが1番の解決法だったりするんですよね。
パートの扱いが酷い職場って紹介したような「ブラックパート」であることが多いんですが、そういう職場が改善することは難しいです。
そもそも言ってすぐ改善してくれる所なら、ブラックではないわけで…。
ブラックパートだった場合、相談を持ちかけて口論になったりトラブルに発展する可能性もないとは言えません。
かといって不満を抱えながら働くと、体調を壊す可能性もあり危険なんですよね。
それならば気づいた時に早めに退職することが、傷も浅くて1番良い選択じゃないかなと思いますよ。
そして、体調を壊すとなかなか退職できないのも現実なんです。
というのも人間健康でないとなかなか「よし!次の職場を探そう」と行動に移すことができないから。
新しい事に挑戦する時はエネルギーが必要ですからね。
そのため、自分の気持ちや体に余裕がある時に退職することが1番です。
パートの扱いが酷いな…とストレスを感じているなら、心身共に健康な時に決断してくださいね。
ブラックパートを辞める時の具体的な手順や、注意点を書いた記事もありますよ。
こちらも参考にしてくださいね。
ブラックパートの辞め方の具体的な手順!退職時の注意点や相談先も
退職する前に、これだけは知っておいて!
『パートの扱いがひどくで、精神的に疲れてしまった・・・』
もう退職するしかないかなと思っている人もいると思います。
もしあなたが今退職を考えているなら、その前に1つだけ知っておいてほしいことがあるんです。
それが、法的な制度を利用して退職後も28か月もの間受け取れる社会保険給付金があるという事。
もちろん受け取るのに条件はありますが、条件に当てはまれば通常の6か月の失業保険よりも最大10倍近い金額が受け取れるかもしれません。
残業が辛くてやめたいと思っているなら、知っておいて損はない制度です。
詳しくはこちらにまとめているので、まずは内容をチェックしてみてくださいね。
⇒退職予定者必見!国の制度で最大28か月も手当てが受けられる方法を詳しく解説!
パートの扱いが酷い時は早めに行動して解決を
今回は「パートの扱いが酷い」と悩む人の体験談と、パートと正社員の待遇差をなくす「パートタイム・有期雇用労働法」の内容を紹介しました。
正社員とのパートの扱いに不合理な差がある場合は、事業主に説明を求めることができますよ。
そしてパートの扱いが酷い会社は、ブラックパートの可能性も高いんですよね。
ブラックパートかどうかは、以下で判断しましょう。
- 常に人手不足
- パワハラがある
- 残業が当たり前
- 給与が遅れるなどルールが曖昧
- ネットの口コミが悪い
理不尽な対応をするパートを続けていると、ストレスが溜まって体を壊しかねません。
相談して改善を求めることも必要ですが、ブラックパートなら退職して逃げることも必要ですよ。
パートでも、働きやすい環境を整えてくれている職場は沢山あります。
無理をせず自分第一に考えて、気持ちよく働くために行動を起こしましょう。
「パートの扱いが酷いけど我慢すべき?」「対処法は何かないのかな」と悩む人の参考になれば嬉しいです。
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