パートで同僚より仕事量が多いと、どうしても不公平さや不満を感じてしまいますよね。
同じ時給なのに自分より仕事が少なくてラクをしている同僚を見ると、なんだか自分だけ頑張り損な気持ちになるのも当たり前。
そんなの不公平すぎる!
自分ばかり仕事量が多い時は、原因を知って改善に向けて行動してみてましょう。
仕方がないと、頑張り損の状況を我慢をする必要はありません。
この記事では、パートの仕事量が不公平になってしまう原因や、その改善方法をご紹介していきます。
仕方がない…とあきらめずに、パートの仕事量に不公平を感じている時は参考にしてみてくださいね。
パートの仕事量が不公平!頑張り損になる原因は?
パートの仕事量が不公平になる原因は、主に下記の4つが考えられます。
- 上司が仕事量を正しく把握出来ていない
- 優秀な人に仕事が回ってくる
- 仕事を頼まれたら断れない
- パワハラの可能性もある
同じパートでも、人によってある程度の仕事量が違うことはあり得る話です。
でもあまりにも同僚と仕事量が違って、自分ばかり忙しくて同僚が暇そうにしていると、どうしても不公平に感じてしまいますよね。
頑張れば頑張る分損してる!っていう気になるかも。
パートの仕事量が不公平になってしまっている原因について、詳しく見ていきましょう。
上司が仕事量を正しく把握出来ていない
パートの仕事量の配分がおかしくて不公平になる原因のひとつに、上司がパートの仕事量をしっかりと把握できていない事があげられます。
上司が、振っている仕事量を適切だと思い込んでいる可能性があるという事です。
あなたの上司はこんな人ではありませんか?
- 自分のことで精一杯でパートの仕事量まで気が回らない
- 先々のことを考えず、場当たり的に仕事を割り振る
- パートの管理能力不足
上司がこんな感じなので割り振る仕事量が見極められず、仕事量の不公平が生まれてしまっているのかもしれません。
あなたの仕事量だけでなく、他の人の仕事量も把握していない可能性も高いので、一度しっかり話をする機会を設けてもらった方がいいですね。
優秀な人に仕事が回ってくる
これは上司からすると当然の気持ちなのかもしれないですが、どうしても仕事が出来る人のところに仕事を回したくなるものです。
- 仕事を処理するのが早い
- 仕事が正確
- 難しいことをお願いしても確実にやり遂げてくれる
あなたがこういう人だからこそ、あれもこれもお願いしたい!と思われているのかもしれません。
でもこれって、頑張れば頑張るほど仕事量が多くなって大変になり、逆に仕事が出来ない人には簡単で仕事量も少なくラクになるという事なんですよね。
なんだかおかしい!
仕事が出来る人は真面目なので頼まれた仕事は最後までしっかりやり遂げますし、益々仕事が集まってきて仕事量が多くなりがちです。
仕事が出来るのは素晴らしいことなのですが、パートの場合、優秀な人ほど頑張り損になってしまう事もあります。
必要以上に頑張らないというスタンスでも、全然大丈夫だと思いますよ。
仕事を頼まれたら断れない
「仕事が出来ない人と思われたくない」「断わると気まずい…」
そう思って、頼まれた仕事をついつい引き受けているという事はありませんか?
そういう事が多い場合、「あの人は断らない人だから、頼んだらやってくれるだろう。」と思われているかもしれません。
責任感と親切心で引き受けているのに…!
決して悪気はないのかもしれませんが、あなたに頼めば引き受けてもらえるとアテにされている可能性があります。
頼まれた仕事は頑張って引き受けよう、責任をもって取り組もう、という姿勢は素敵なのですが、自分が辛くなるほど仕事を抱え込む必要はないですよ。
優しい人は頼まれやすいので、いくら忙しそうにしていても「申し訳ないんだけど、お願い出来る?」と言われてしまいがち。
断らないと、この人にどんどん仕事を回そう!と仕事が集中してしまう事になりますので、どうしても仕事量の不公平さに繋がってしまいます。
勇気をもって断ることをオススメします。
パワハラの可能性もある
人によって仕事内容が違うことがほとんどのため、ある程度の仕事量の違いがあるのはわかります。
でもあまりにも自分だけ仕事量が多くて不公平な場合は、上司のパワハラである可能性もありますよ。
嫌がらせで、到底終わらないであろう仕事量を振ってきているのかも。
もし、仕事量の改善を求めても聞き入れてもらえない、心ない言葉で言い返されるという場合は、パワハラかもしれません。
- 自分の仕事で手一杯なのに、同僚の仕事をするように押し付けれられた
- 納期的に不可能な仕事量を、無理やり割り振られる
- マニュアルがなく説明もないまま、担当した事がない仕事をするように求められる
これに当てはまる場合は、要注意です。
つまり、明らかに業務上不可能なことを強制する、能力や経験を超えたことを指示する、という事が繰り返される場合は、パワハラの可能性が高いですよ。
パワハラの定義はこちらの記事を参考にしてみてください。私がパワハラで退職した時の体験談もあります。
パートをパワハラで辞めたい時どうすべき?実体験から学んだ対処法と具体例
パートの仕事量が不公平な時の改善方法
パートの仕事量を不公平だと感じたとき、「仕方ない」と我慢する事はありません。
会社としては同じ給料でどんどん仕事をしてもらった方が嬉しいと思うでしょうが、通常パートはいくら仕事を頑張っても給料は増えないですよね。
だから必要以上に頑張る必要はないんです!
残業が増えてしんどくて自分のプライベートにも支障をきたすとなったら、なんだかおかしな話ですよね。
仕事量の配分に納得できない、おかしいと感じた時は、出来るだけ今の状況を改善するべきです。
改善方法をご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
上司に相談する
1番最初に検討していただきたいのが、「上司に相談する」です。
仕事量を調整するのは、上司の仕事の一つ。
パートの仕事量が多くて不公平を感じる時は、遠慮なく上司に相談してみましょう。
仕事量が多くて困っていることに気づいていない可能性もありますし、上司が知らないところで社員に仕事を押し付けられていたなんて事もあり得ます。
今の状況をしっかりと説明して、仕事量を把握してもらう事が大切ですよ。
忙しそうな姿を見て気づいて欲しいけど、言わないと気づいてもらえない事の方が多いです。
普通の上司なら、現状を把握したあと仕事量の配分を調整してくれるはず。
もしそれでも改善されない時や、パワハラが原因で仕事量が多いという時は、上司の上司に相談してみてくださいね。
時給アップを交渉してみる
同じパートで仕事量が多く頑張って仕事をしている自分と、手持ち無沙汰で暇そうにしている同僚が同じ時給だと、なんだか損をした気分になりますよね。
しかも自分はサービス残業しているなか同僚が定時でさっさと帰宅していたら、不公平に感じるのは当たり前です。
私が前に働いていた職場でとても仕事が出来る人がいたのですが、その人しか分からない仕事を色々まかされていて、残業が日常茶飯事だったんですね。
本当に心配になるくらい、残業されていました。
残業代はついていたようですが、本人は残業代よりも早く帰りたいと上司に掛け合っていました。
結局、別の人に少し仕事を引き継ぐことで仕事を減らしてもらい、時給もアップしてもらうことで話がまとまったそうです。
「仕事量が多くて大変すぎる」「頑張れば頑張るほど不公平を感じる」
そんな時はダメ元で、上司に時給アップを掛け合ってみましょう。
時給アップは難しいことも多いですが、伝えることで良い方向に物事が進むこともありますよ。
断る勇気も必要
どんどん仕事を頼まれて負担に感じる時は、「出来ない」と正直に伝えてみましょう。
急には難しいかもしれませんが、少しずつ仕事の引き受け方を変えていってみて下さい。
「出来ません」とバシッと断るのではなく、「ちょっと今忙しくて引き受けられないです…すみません。」という風に申し訳なさそうな感じで伝えるといいですよ。
周りの人に聞こえるように、頼まれた仕事を大きな声で復唱しながら断るのも手です。
「忙しいのにこんな事頼まれてます」「どんな仕事か分かって断ってます」っていう、周りへのアピールですね。
一度断るだけでも効果はありますよ!
何度か断っているうちに、「これ以上はお願いしたらダメかな?」と察してくれる人も多くなってきます。
察してくれない人には、ハッキリ断りましょう。
パートの仕事量が多い上に責任が重くて辞めたい!と思っている時は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
パートなのに仕事が多すぎる!責任が重いから辞めたい時の対処法
手を抜くことも大事
パートの仕事量が多くて不公平さを感じている場合、100%以上の力で仕事を頑張っていることも多いと思います。
そんな時は、手を抜くことも大事ですよ。
手を抜くというのは「仕事をいい加減にする」という意味ではなく、100%以上の力で頑張っているものを少し落として仕事をしてみるといいのでは?という話です。
例えば仕事量が多いと、就業時間内に終わらなくて残業しないといけないと思う事もありますよね。
そういう時には、
- パートだし!と割り切って、仕事が残ろうが定時になったら帰る。
- 手があいてそうな人に、手伝ってもらえないか頼んでみる。
という風に、自分の負担を極力減らせるように手を抜いてみてください。
言い方は悪いかもしれないですが、ラクをしてサボっている人も、一生懸命働いている人もパートの給料は同じなんです。
パートは、正社員より融通が利いてプライベートを優先できるのが魅力のはず。
頑張りすぎず、淡々と仕事をこなしていきましょう。
パートの仕事量が不公平な時は転職すべき?
パートの仕事量が不公平なのに上司に改善を申し出ても対応してもらえないなら、転職という選択肢もアリだと思いますよ。
頑張れば頑張るほど損してしまうような状態でパートを続けていたら、精神的にも肉体的にも辛くなってしまいますよね。
一生懸命仕事に取り組むのは大事なことですが、それで必要以上にストレスを貯めてしまっては本末転倒です。
パートが勝手に仕事の割り振りを決めることが出来ない以上、上司が動いてくれないのなら職場を変更するのが一番手っ取り早いです。
適正な仕事量で、あなたの能力が活かせる職場は絶対にありますよ。
もちろんパワハラが原因で仕事量がおかしい場合は、すぐに転職を検討するべきです。
もしパートを辞めようかな?と思った時は、こちらの記事に退職を伝えるタイミングを詳しく紹介しています。
参考にしてみて下さいね。
パートを辞めると言うタイミングは退職の何日前?法律だと2週間前って本当?
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パートの仕事量が不公平なら我慢せず行動してみよう
パートの仕事量が同僚と比べて明らかに多いと、不公平さや不満を感じるのは当たり前です。
パートの仕事量が不公平、自分だけが頑張り損になる原因としては、
- 上司が仕事量を正しく把握出来ていない
- 優秀な人に仕事が回ってくる
- 仕事を頼まれたら断れない
- パワハラの可能性もある
これらが考えられますが、我慢をして仕事量の不公平さを受け入れる必要はありません。
改善に向けて行動してみて下さい!
改善方法としては、この4つをご紹介してきました。
- 上司に相談する
- 時給アップを交渉してみる
- 断る勇気も必要
- 手を抜くことも大事
仕方がない事だとあきらめずに、パートの仕事量に不公平を感じている時に参考にしていただけると嬉しいです。
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