「退職日までの1か月が辛い」「もう会社に行きたくない」という人も多いのではないでしょうか。
退職の意思を伝えてすっきりはしたけど、それから退職日までいつも通り働き続けるのって地味に辛いですよね。

同僚の態度が冷たくなったり、引き止められたり色々あるよね…
このページでは退職日まで会社に行きたくないと思った時の、最終日までの出勤を減らす方法やモチベーションの保ち方を紹介します。
またすでに限界を迎えている人向けに、即日退職する方法も書いていますよ。
「退職日までの出勤が辛い」「もう明日から会社に行きたくない」という人は参考にしてくださいね。
退職日まで行きたくない!退職日までの出勤を減らす方法

退職日まで行きたくない時は、まずは出勤日を減らせないか考えてみましょう。

数日でも休めれば気持ちも楽だよね。
ここでは、最終日までの出勤日の減らし方を紹介します。
シフトを減らしてもらう
パートやアルバイトなどシフト出勤している場合は、出勤日数を減らしてもらえるかもしれません。
加えて、
- 引継ぎがない
- マニュアルを作成している
- 人手不足ではない
上記の条件を満たしている場合、出勤日を減らしてもらえる可能性は大。
なぜなら、退職日までの1か月は「引継ぎ」を見越して決められている日数なんですよね。

引継いでくれる人が独り立ちするための期間だよね…
そのため「新人が入らない」「他の人が教育する」場合は、出勤日数を減らしてもらえるかも。
また引継ぎがあっても、しっかりとマニュアルを作成していればこちらも可能性は高いです。
マニュアルは、
- 誰が見ても分かるもの
- パスワードやファイルの保管場所の明記があるもの
- 誰に聞けばよいか分かるもの
上記のような誰が見ても、業務を進められるものがベスト。
要は自分がいなくても業務が滞りなくできれば問題ないため、わかりやすいマニュアルを作成しましょう。

マニュアルを作ったことも忘れず伝えてくださいね。
そして、人手不足でないことも最低条件です。
分かりやすいマニュアルを作っても、人が足りなければ出勤日数は減らしてもらえません。
そういった場合は後で紹介する「体調不良で休む」「理由をつけて休み」の方がおすすめですよ。
有給を消化する
正社員でもパート・アルバイトでも有給があるなら、最終日までに使い切ってしまいましょう。
有給が発生する条件は以下です。
- 6か月間継続勤務していること
- 全労働日の8割以上を出勤していること
詳しくは有給休暇が残ったままパートを退職するのはもったいない!辞める時に有給消化する方法は?で紹介してますが、上記の条件をクリアしてれば雇用形態関係なく貰えますよ。
パートやアルバイトの場合、もともとの出勤日数が少なく有給も少ないですが、フルで働くよりは全然マシですよね。

まずは有給があるのか確認しましょう。
もちろん有給が残っていても、職場の人手不足など状況により、消化させてもらえない場合もあります。
その場合は「体調不良」などを理由に休んだ方が良さそうです。
自分の状況で有給はもらえるのか、また何日残っているのか確認する方法は別の記事にまとめて書いています。
こちらも参考にしてくださいね。
有給休暇が残ったままパートを退職するのはもったいない! 辞める時に有給消化する方法は?

体調不良で休む
退職日までどうしても行きたくない場合は、体調不良で休むのもあり。
会社も体調が悪い人を働かせるわけにいかないし、もう退職が決まっている人を責めることもないかと思います。
ただ体調不良でも、残りの1か月をまるっと休むのは難しいかも。

最初の何日かは出勤して、途中から休む方が気まずくなさそう……
体調不良の理由は、
- 持病の悪化
- ぎっくり腰
- 胃痛
など、休養が必要なものが良いですよ。
風邪や腹痛・頭痛などはすぐに治りますし、何日も休む理由にはなりませんよね。
また体調不良を理由に休むと同僚や先輩などから「あぁ、もう働きたくないんだな」と思われますが、気にしなくても大丈夫。
行きたくないから退職するわけだし、会社の人とはもう会わないと思って自分の体調を優先して考えましょう。

周りの目を気にしすぎないようにしましょう。
理由を付けて休む
自分の体調不良だけでなく、別の理由をつけて休むのもありですよ。
例えば、
- 子供の体調不良
- 身内の介護
- 転職先の面接や説明会
- 市役所や免許更新などの手続き
子供がいるなら通院や看病などは休む理由になるし、高齢の親の介護や病院の付き添いも立派な欠勤理由ですよね。
プライベートな理由は会社も納得してくれるし、言いやすいですよ。

転職を理由に辞める場合は、面接や説明会でも良いですよね。
また「夫の代わりに市役所に行く」「免許の更新を忘れていた」など、公共の手続きも休む理由になりますよ。
それぞれの退職理由によって変わりますが、退職後やろうと思っていたことを前倒しにして休みを取るのはアリ。
あまりに休むと職場での居心地が悪くなるかもしれませんが、次章のモチベーションの保ち方を参考に乗り切ってくださいね。
もう行きたくない…退職日までのモチベーションの保ち方

行きたくないのに、退職日まで気持ちを保つのは大変ですよね。

どうせ辞めるのに…と思うとやる気もなくなるなぁ。
ここでは、退職日まで行きたくない時のモチベーションの保ち方を紹介します。
会社の人と距離を置く
行きたくない理由が人間関係の場合は、距離を置くのがベスト。
ランチに行ったり行動を共にすると、気まずく感じることが多いですよね。
「どうして辞めるの?」「次の転職先はどこなの?」など色々詮索されると、『行きたくないなぁ』という気持ちも増してしまいます。
また逆に冷たくされたり、辞める事を責め立てられたりすると精神的に辛くなってしまいますよね。

普段よりも他人の言動に敏感になってしまうよね。
そんな時は少し大胆ですが、昼は1人で外食したり、出かけて距離を置くと気持ちが楽になりますよ。
最初はビックリされるかもしれませんが「もう辞めるから距離を置いてるんだな」と周りも理解してくれるはず。
それにもう、辞める会社の人たちに気を遣う必要もないし割り切ってしまいましょう。
もしかしたら周りの人たちも「距離を置きたい」を思ってるかもしれないし、勇気を出して行動に移してみてくださいね。
仕事に徹する
周りのことは気にせずに、仕事に徹するのも一つの手。
仕事に集中することで「周りとの距離を置くこと」もできるし、最後まで仕事に熱心だった人という印象を与えることができます。
辞めるとなった途端いいかげんになる人がいますが、最後までしっかりと責任を果たす人は良いイメージがつきます。
そのため、ギリギリまで仕事に徹するのはおすすめの対策ですよ。

引継ぎが必要な場合は、マニュアル作りに精を出しても良いですね。
またそういうすることによって、同僚や先輩も冷たい態度を改めてくれるかも。
ランチを断るのが苦手な人でも「もうちょっとやってから昼休憩入ります」と言えば誘いを断る口実にもなるので、試してみてくださいね。
退職後に楽しい予定を組んでおく
退職日までのモチベーションが持たない時は、楽しい予定を入れておくと良いですよ。
例えば、
- 友達とカフェでランチする約束をしておく
- 家族と旅行計画を立てる
- 好きなアーティストのライブを取っておく
- お取り寄せグルメを頼んでおく
退職した後に楽しみがあると思えば、気まずい思いをしても頑張れそうですよね。

これを乗り切れば楽しい毎日が待っている!
何よりみんなはこれからも辛い通勤が待っているし、繁忙期も大変だけど自分は解放されるってだけで嬉しいはず。
退職日まで行きたくないとは思いますが、「あと何日か頑張れば自由だ!」と、自分を奮い立たせてみてくださいね。
退職日まで行きたくない!理由別の対処法

退職日まで行きたくないと思うのは、人それぞれに理由があるはず。
ここでは「パワハラ・いじめ」「同僚と気まずい」「引き止めが怖い」という理由についてそれぞれ対処法を紹介しますね。

自分が行きたくない理由に合った方法を試してくださいね。
パワハラ・いじめ
まず退職が決まってもパワハラ・いじめが続いているなら、体調不良を理由に休みをもらった方が良いです。
行きたくないのも当然だし、そんな職場の人にどう思われようが良いはず。

周りの目は一切気にせず、自分の体調や精神面を1番に考えて行動しましょう。
それに、あなたが退職するとなった時点で、当事者は「自分が原因かな?」と気付いているはずですよね。
それなのにまだパワハラ・いじめがあるのは異常なので、早めに縁を切った方が良いです。
またパワハラ・いじめはなくなったけど、気まずい場合も同じく休むのが得策。
ただでさえ精神的に病んでいるのに「陰口を言われてるかも」「気になって仕事が手につかない」状態なら体を優先すべき。

体調不良を理由に休んだり、他の理由を付けて休んでなるべく出勤を減らしましょう。
休むと言う電話自体が億劫なら、次章で紹介する「即日退職する方法」を参考にしてくださいね。
要チェック!
ちなみに…
もし退職の理由が精神的な苦痛によるのであれば、退職前に手続きをしておくことで失業手当以外に社会保険給付金が、最大28カ月ももらえる制度があるんです。
退職前に手続きをしないともらえないものになるので、必ずチェックしておいてくださいね。
詳しくはこちらにまとめています。
退職予定者必見!国の制度で最大28か月も手当てが受けられる方法

同僚と気まずい
同僚と気まずいなら「有給を消化する」「仕事に徹して距離を置く」のが効果的。
気まずいにも理由がありますが「急に冷たくなった」ということなら、距離をおいても良いのかも。
退職後も仲良くしたい人なら対応が難しいけど、疎遠になりそうな同僚とは今すぐ距離を置きましょう。
私の経験上働いている間にランチしたり、仕事の後ショッピングに行くような仲でも、退職したら疎遠になる人は沢山います。

自分も転職したら新しい人との付き合いが始まるし、どんどん疎遠になるんだよね。
退職しても連絡を取ったり外出したりするのは、よっぽど気の合った人だけ。
元々友達だった子が同じ職場にいるなら話は別ですが、そうでないならそこまで気にする必要はありませんよ。
辞めた後に色々と噂を流されるかもしれませんが、その時自分は職場にいないし、人の噂も七十五日と言いますよね。
けれど「引き止めが辛い」「裏切ったみたいでつらい」ということなら、しっかりと話し合った方が良いのかも。
「精神的にツライから辞める」「転職するから辞める」と正直な気持ちを伝えたら分かってもらえるはずですよ。

本当に仲の良い友達なら、辞めるからといって冷たい態度を取ったり、引き止めたりはしないはず。
同僚に退職を伝えるベストなタイミングや、具体的な例文は別の記事にまとめています。
こちらも参考にしてくださいね。
パートの退職を同僚に伝えるのはいつ?ベストなタイミングと注意点

引き止めが怖い
「引き止めが怖い」「上司と顔を合わせたくない」というなら、休むのが1番。
有給消化も良いのですが、引き止めるような上司ですから、貰えない可能性もありますよね。
そのため「体調不良」や「他の理由」で休んだ方が良さそうです。
また何かと好条件を言われて引き止めようとする会社も多いのですが、その約束は守られないことが多いので要注意。
例えば、
- 休みやすいシフトに変えてあげる
- 部署を変えてあげる
- 仕事内容を変えてあげる
など「なんとかしてあげるから残って」という会社は多いです。
けれど「最初は約束通りだが徐々になくなる」「状況が変わったと言ってやってくれない」なんて話もよく聞くんですよね。

要は口だけってこと……
そうなってはまた退職を申し出ないといけないし、また気まずい1か月を過ごすことになります。
実際に改善してくれる会社もあるかもしれないけど、大体が引き止めるための口実だと思っておきましょう。
退職日まで1日も行きたくない時の対処法

「距離を置く」「体調不良で休む」など色々な対処法はありますが、どうしても耐えられない時もあるはず。

精神的に限界だと1日も出社したくないよね……
ここからは、退職日まで1日も行きたくない時の最終手段を紹介します。
バックレは辞めておこう
まず「もう行きたくない」と限界を感じた時、欠勤してそのままバックレるのはNG。
なぜならバックレは、自分にとってのデメリットが大きいからです。
会社に迷惑がかかるのはもちろんですが、自分が困る事も多いんですよね。
例えば、
- 会社の人から電話がかかってくる&訪問がある
- 退職後の書類(離職票など)が発行されない
- 有給が消化できない
- 損害賠償請求される
全部困る事だけど、1番は「書類が発行されない」ということ。
通常仕事を辞めたら離職票が発行されて、それを持ってハローワークに行けば失業保険の手続きができます。
けれどバックレると会社側で「辞めたのか」「休んでいるのか」判断ができないため、しばらくは離職票や源泉徴収票など必要な書類を発行してくれないんです。

失業保険の手続きもできない空白の期間を過ごすことになるね。
他にも「会社の人が家に来る」「有給が消化できない」など、自分のクビをしめることになるのでばっくれは避けた方が良いですよ。
損害賠償請求に関してはあまりないことではありますが、可能性はゼロとも言い切れません。
せっかく仕事を辞めて解放されるはずが、新たなトラブルで困りたくはないはず。

とにかくバックレだけは辞めましょう!
バックレするとどうなるのか、実際に起きた損害賠償請求の例も挙げて詳しく紹介した記事もあります。
気になる人はこちらも参考にしてくださいね。
パートを突然辞めると損害賠償を請求される?無断欠勤やばっくれたまま退職する時は?

退職代行を利用する
どうしても最終日まで耐えられないなら、退職代行がおすすめです。

私も利用してますが、本当にアッサリ辞められましたよ。
退職代行はお金はかかるのですが、それ以上のメリットが沢山あります。
例えば、
- 依頼したその日に辞められる
- 自分で退職を伝える必要がない
- 会社に出勤する必要がない
- 有給が消化できる
- 退職後書類を送るよう伝えてもらえる
- 退職後電話があっても代わりに対応してもらえる
1番は、依頼したその日に辞められるということ。
もちろん会社が閉まっている時間帯に頼むと翌日対応になりますが、大体はその日に辞める事が可能です。
さらにバックレだと不安な退職後の書類を催促してもらえるし、万が一会社から電話があっても代わりに対応してもらえるんですよね。
次の日から会社に行く必要がないため「同僚と気まずい」「引き止めが辛い」人にとってはかなり嬉しいサービスなんです。
お金はかかりますが、ストレスから解放されるなら安いものだし、パートだった私でも払えた金額なので安心。
有給も消化できるし、次の転職先にバレることもないから、自分にとってのデメリットってお金くらいなんですよね。
もし「退職日まで行きたくないからバックレようかな…」と考えているなら、絶対退職代行の方が安全です。
「もう行きたくない」「会いたくない」「話したくない」人は利用してみてくださいね。

私がお願いしたところは返信も早いし、顧問弁護士もついていたので安心してお任せできましたよ~。
実際に退職代行を利用した流れや、LINEのやり取りを詳しく載せている体験談記事もあります。
こちらも合わせて読んでくださいね。

退職日まで辛い。行きたくないなら退職代行を利用しよう
「同僚と気まずい」「パワハラ・いじめ」など、退職日まで行きたくない理由は人それぞれですよね。
シフトを減らしてもらったり、有給を消化したりして、ぜひ出勤日を減らしてみてください。

限界なら少しくらい大胆な行動をして休んでも大丈夫ですよ。
それでも耐えらないというのなら、即日退職できる退職代行がおすすめ。
私も1度利用してますが、家にいるだけで必要なことは全部伝えてくれるし、すぐに会社を辞められます。
「退職日まで行きたくない」「即日で辞めたいけどどうすれば良いか悩む」という人は参考にしてくださいね。
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