ぱとみです!
パート歴約20年主婦
- 元ブラックパート勤務
- パワハラ被害
- 退職させてもらえず強行突破で退職
- 退職代行を使って退職
など、パートでいろいろな経験あり。
パートを辞めれない人の背中を押してあげたい!
なびこです!
多数の職歴の持ち主
- 元人事部勤務
- 元人材紹介会社勤務
- 元経営者
- 元パート勤務
今までの経験を活かして、ぱとみに退職についてのアドバイスをくれるパートナー。
就業中のパート先から休日出勤を頼まれた時、なんて断るか迷いますよね。
毎回同じだと気まずいし、なるべく円満に休める理由を言いたいところ。
そもそも休日出勤って断っていいよね?処分される可能性もあるのかな?
このページでは、休日出勤を断る時の理由と注意点を紹介しています。
またそもそもパートは休日出勤を断ってよいのか、断るとどうなるかも書いていますよ。
「休日出勤を断る理由が知りたい」「断ったらどうなるの?」と悩んでいる人は参考にしてくださいね。
パートが休日出勤を断る時の理由
休日出勤を断る際、なるべく評価にひびかないような理由を選びたいですよね。
会社が納得してくれて、パート仲間とも気まずくならない理由が知りたい…。
まずは会社からの評価を落とさずに、なるべく円満に休日出勤を断る理由を紹介しますね。
休日出勤を断る理由1.子供の預け先がない
まずは小さな子供がいる場合、「子供を預ける場所がない」という理由は有効です。
普段保育園に預けてパートに行っている場合、基本的に日曜日は預けられませんよね。
土曜日も前もって届け出を出さないと預かってくれないところも多いため、「急に言われても子供を預けれない」といえば会社も納得してくれますよ。
また小学生の場合も同じくで普段は学童に預けている場合、土曜日がNGだったりするところもあるし日曜は学童も保育園と同じようにないですよね。
小学生低学年でも家に1人で留守番は心配…。
小さなお子さんがいる場合「休みたいから断りたい」というより、実際預け先がないという人も多いはず。
そんな時は正直に理由を話せば、職場の人も理解してもらえますよ。
ただこの理由は小さな子供がいる場合ですし、実家が近いなどプライベートな話をしていると突っ込まれる可能性もあります。
その場合は「実家も出かけていて頼める人がいない」など、あらかじめ理由を用意しておく必要があるので注意してくださいね。
休日出勤を断る理由2.家族から反対される
休日出勤を家族から反対されているというのも、休日出勤を断る理由になりますよ。
休日出勤が多いと必然的に夫や義理の実家に子供を預けることも増えますが、その状況をよく思わない人も当然いるはず。
そのため「夫から休日出勤が多いのでパートを辞めるよう言われている」「義理の親から注意されて預けられない」など家庭の事情を伝えても良いかも。
家庭の事情というのはそれぞれ違うため、会社もあまり深くは追及できませんし納得せざるを得ません。
そのため無理にお願いされることはないはずですよ。
また「子供がぐずって働けない」というにも理由になりそう。
平日は保育園や小学校に行っているから寂しくありませんが、休みの日も母親が学校に行くと泣いてしまう子供も多いです。
小学生低学年ならお留守番はできるかもしれませんが、ぐずる子供を1人にできませんし無理に出勤させるのは心が痛むはず。
子供のいる上司なら、その状況も理解してくれるのではないでしょうか。
いずれにしても「家族から反対されているから頻繁に出勤できない…」ということを伝えておけば、会社も毎回休日出勤をお願いすることは控えてくれるはずです。
休日出勤を断る理由 3.身内の介護
身内の介護は、休日出勤を断る理由になりますよ。
休みの日に家族の介護や病院の付き添いがある場合、なかなか予定を変更するのは難しいですよね。
特に通院の予定は急に変更できないから、会社も引き止めたり処分を考えたりはしないはず。
また実家が遠方ならなおさら大変ですし、断っても問題なさそうです。
さらに通院が毎週のことなら「休みの日は介護や付き添いがあります」と言っておけば、今後休日出勤を頼まれることも減りそうですね。
ただし、介護を理由に嘘をつく場合は注意も必要ですよ。
なぜなら通っている病院の名前や症状など詳しく話し過ぎると、思わぬところでボロが出る可能性が高いから。
同じ職場に介護をしている人がいると突っ込まれたり、会話からつじつまが合わないことが出てくるので詳しく話し過ぎないよう気を付けてくださいね。
休日出勤を断る理由 4.病院の検査
自分自身や子供の通院も、休日出勤を断る理由になります。
パートで働いている日に病院に行くのは、時間の都合もつきにくく難しいですよね。
病院は休みの日に行く人が多いはず。
定期的な検査はもちろん年に1回するような検査の予約だと、前から予定していたことだし日を改めるのは厳しいと思います。
会社も健康で働いてくれるのが1番なので、病院の検査や通院を理由に断っても大丈夫ですよ。
また子供の通院の場合も病院の予約を取り直すのは大変だし、ましてや子供一人で病院に行かせるわけにもいきませんよね。
体調管理は仕事より優先されるため会社に引き留められず、評価にひびくこともないためおすすめですよ。
けれど休日出勤をお願いされる度通院を理由にしていると、詳細を聞かれることもあるため注意も必要です。
理由は不自然ではないのですが、心配した同僚や先輩などから症状などを聞かれる可能性もあります。
また職場から自宅が近い場合や、同僚にプライベートな話をよくするママ友がいる場合も要注意。
嘘をついている場合近所の公園で見られたり、ママ友経由で嘘がばれる可能性もあるため注意してくださいね。
休日出勤を断る理由 5.扶養の問題
扶養問題も休日出勤を断る理由になりますよ。
休日出勤をしすぎて、年収103万円を超えると家計に響いてしまいますよね。
そのため休日出勤を頼まれた際には「夫の扶養を外れてしまうと困るので」と断りましょう。
扶養の問題もプライベートなことですし、会社も納得せざるを得ませんよね。
「役に立ちたい気持ちはあるけど出勤できない」という雰囲気が伝わると、会社的にも「しょうがないか」となるので言い方も意識してみてくださいね。
扶養内で働いている人なら気まずい思いもせずに済むし、言いやすい理由です。
パートが休日出勤を断る際の注意点と対処法
パートが休日出勤を断る時、正当な理由がないと評価が下がってしまいますよね。
ここでは働きやすい職場をキープするために、覚えておきたい注意点と対処法を紹介しますね。
職場での評価は落とさずなんとかしたいな~と思っている人は参考にしてくださいね。
残業して回避する
まずは休日出勤したくない場合、その代わりに残業をして仕事を終わらせるという方法です。
「休日出勤はできませんが今日残ってやってもよいですか?」など交渉してみましょう。
この方法は出勤しないとできない仕事だと無理ですが、大量の仕事を終わらせるために休日出勤が必要なら有効な手段ですよね。
日は関係なく仕事が終わればいいなら残業を選んだ方が良いかも。
もちろんその日に残業できる余裕がないと無理なのですが、休日に出勤するよりまだマシなはず。
会社も休日出勤はできませんと言われてそのまま帰られるより、代替え案を出された方が「会社のことを考えてくれる」と納得してくれそうですよね。
周りの同僚に休日出勤をする人がいても「代わりに残業するなら仕方ないか」と思われるし気まずいを思いをせずに済みそうです。
ただ最初に書いた通り、その日に出勤しないと始められないような仕事は残業して終わらせることはできないため意味がありません。
そういった場合は、前日にできることを手伝うなど協力する姿勢を見せればまだ印象よく帰れそうです。
「何かできることはありませんか?」など声をかけて、やれることは手伝っておきましょう。
代休や振替休日を交渉する
上記で書いたように前日に残業しても意味がなく、どうしてもその日の出勤が必要な場合「代休」や「振替休日」を交渉するという手もあります。
休日出勤をお願いされた場合は「代わりに〇日お休みいただけませんか?」と交渉してみましょう。
休日出勤は嫌ですが、代わりに休みをもらえるのであれば気持ちも楽ですよね。
ところで、2つの違いってなんだろう?
ここで簡単に「振替休日」と「代休」の違いを紹介しておきますね。
- 振替休日⇒事前に休日と他の労働日を振り替えておくこと(割増賃金は発生しない)
- 代休⇒休日を振り替えず休日出勤した後に休むこと(割増賃金が発生する)
簡単に言うと、2つの違いは「事前に取る」か「事後に取る」かです。
振替休日の場合は休日が移動するため割増賃金は適用されず、代休の場合は休日出勤した事実が残るため割増賃金が適用されますよ。
どっちを取得すればいいんだろう?
休日出勤をした後なら「代休」の交渉しかできませんが、事前に休日出勤が分かっているならまず就業規則を確認しましょう。
なぜなら振替休日を会社が適用するには、以下の条件を満たす必要があるからです。
- 就業規則に振替休日の規定があること
- あらかじめ振り替える日を通知すること
- 休日出勤した近い日に取得すること
- 振り替えた結果、1週1日休ませる休日(労基法35条)が確保されていること
上記を満たしていないと、振替休日の適用はできません。
かたや代休は休日出勤した後に取得するので事前の通知などは必要ないし、取得期限も企業によって異なるんですよ。
取得期限は一般的に「次の給料の締め日までに取る」というところが多いですが、不明な場合は会社に確認してくださいね。
さらにいうと代休制度を設けるかどうかは会社の自由。つまり代休が取れない会社もあるから注意です。
代休制度がない場合は事前に「振替休日」を取得する必要があるため、前もって自分の会社にどういうルールが適用されているか確認してくださいね。
不安な場合は他のみんなはどうしているのか、先輩や同僚に相談してみてもよいと思いますよ。
会社に協力する姿勢も大切
家庭と両立したいからパートという働き方を選んだ人も多いはず。
それなのに休日出勤を頼まれて「絶対断りたい」という気持ちもわかります。
けれど何度も断っていると職場での居心地も悪くなるし、気まずい雰囲気からストレスを溜めてしまうかも。
休日出勤はしたくないけど職場のみんなともうまくやっていきたいのが本音。
職場での評価を下げないために、普段からやれる努力はしておきましょう。
例えば、
- 指名のない仕事を率先してやる
- 余裕のある時に他の人を手伝う
- 掃除やコピー機の紙の補充など雑用をこなす
- 挨拶など最低限のコミュニケーション
「これ誰かやってー」というような誰がやっても良い仕事を率先して引き受けたり、余裕がある時に誰かの仕事を手伝ったり自分の活躍をみんなに印象付けておきましょう。
また掃除やゴミ出し、紙の補充など小さな雑用は意外に面倒くさいので感謝されます。
こういった細かい努力をしておくと休日出勤を断った時も「また休日出勤断ってる…けどこないだ助けてくれたしな」と、見逃してもらえますよ。
そしてもちろん、普段からのコミュニケーションも大切です。
プライベートな話をして深く仲良くなる必要はありませんが、最低限の挨拶やちょっとした会話などコミュニケーションは意識しておいてくださいね。
笑顔で挨拶が1番!
気まずいなら退職もあり
休日出勤を頼まれた時に評価を下げない対処法など紹介してきましたが、何度も断っていると気まずくなる時もあるはず。
けれどだからと言って毎回引き受けていたら、パートで働く意味もなくなるし精神的にストレスが溜まりますよね。
さらに毎回引き受けることで「この人は休日出勤してくれる」というイメージを持たれて、それが普通になっても苦痛です。
私は休日出勤できないから、早く求人を出してほしい…
そのため「休日出勤を頼まれるたび断るのが苦痛」「だけど休日出勤はしたくない」そんな悩みを抱えて苦しむなら退職もありです。
休日出勤がある職場は仕事量にあった人員を確保できていない可能性もあるため、人が増えないと今後もお願いされるかも。
そしてその都度ストレスを貯めていては、精神的にもよくありませんよね。
どうしてもその職場で働きたいなら別ですが、そうでないなら心身の健康のためにも退職した方がよいかもしれません。
一から転職をするのは勇気がいることですが、休日出勤がない職場も多いですし今回の教訓を面接時に「休日出勤の有無」を確認することもできますよね。
今の職場で「休日出勤が多すぎる」「断るのが苦痛で出勤が嫌になってきた」などストレスが溜まっているなら転職も視野に入れておきましょう。
退職をするか悩んだ時「これをやっておけば辞めても後悔しない!」ということを、まとめた記事もあります。
辞めようか悩んでいるけど、辞めて後悔したくないという人は参考にしてくださいね。
パートを辞めて後悔するのはどんな時?後悔しないためにできる事
退職前に要チェック!
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そもそもパートが休日出勤を断るのはOK?
「休日出勤してくれる?」とお願いされた時「なんて断ろう…」と悩みますが、そもそもパートは休日出勤を断っても良いのでしょうか。
会社がパートに休日出勤を命令して良いのかも気になりますね。
結論から言うと、会社が休日出勤を命令できる条件を満たしているかどうかがカギになりますよ。
条件によっては休日出勤を断ると業務命令違反になってしまうため、しっかり把握しておきましょう。
会社が休日出勤を命令できる条件
まず、会社が休日出勤を命令するには3つの条件を満たしていることが必要になります。
条件というのは以下の3つです。
- 就業規則や雇用契約書に休日出勤を指示できる内容が記載してある
- 会社と従業員の間で36協定が結ばれている
- 休日出勤する正当な理由がある
1つ目は自分が会社と交わした雇用契約書や、就業規則に休日出勤について記載があるかどうか。
もし「休日出勤を求めることがある」などの記載があれば、原則として断ることは難しいです。
就業規則はファイリングして棚に保管されていたり、会社のシステム内で保管されていることが多いですよ。
次に会社と従業員間で36協定が結ばれているかどうかです。
36協定は『1日8時間を超える残業を可能にするための取り決めのこと』ですが、この協定が結ばれていると会社は従業員に残業や休日出勤を命令することができます。
(時間外及び休日の労働)
第三十六条 使用者は、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし、厚生労働省令で定めるところによりこれを行政官庁に届け出た場合においては、第三十二条から第三十二条の五まで若しくは第四十条の労働時間(以下この条において「労働時間」という。)又は前条の休日(以下この条において「休日」という。)に関する規定にかかわらず、その協定で定めるところによつて労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。
引用元:e-Gov法令検索(労働基準法第36条)
また36協定というのは会社と個人で結ぶものではなく、会社と労働者との代表で締結され労働基準監督署に届け出されているもの。
「私は36協定を結んでいない!」と思っていても、締結している場合があるので注意してくださいね。
36協定の写しもファイルなどに保管されていることが多いです。
そして最後に、休日出勤する正当な理由があること。
もし休日出勤する必要がない場合は断ることができますが、個人で判断するとトラブルになるため注意が必要です。
休日出勤の必要性を感じないのであれば、会社と話し合って相談しお互いが納得いく方向で進めるようにしましょう。
この上記3つの条件を満たしている場合、会社は休日出勤を求められるので「正当な理由」なく断ることはできないんです。
断ると業務命令違反になってしまうため注意が必要ですよ。
ただ絶対に断ることができないわけではなく、正当な理由があれば大丈夫。
パートが休日出勤を断る理由については、後に書いていますので参考にしてくださいね。
パートの休日の定義
休日出勤と聞くと「土日や祝日に出勤すること」だと思いますが、パートで働いている場合土日が休みではない人もいますよね。
基本的に本来は休みだった日に出勤すると休日出勤になりますが、そこで気になるのが「休日手当」の問題です。
割増賃金になるのかな?
通常は法律で決められた「法定休日」に出勤すると、割増賃金が支払いされることになりますよ。
ここで休日について少し説明しておきたいのですが、休日には法律で決められた「法定休日」と会社が定めた「所定休日」の2種類があります。
- 法定休日⇒法律で定められた最低限の休日
- 所定休日(法定外休日)⇒会社が独自で決めた休日
法律では会社は労働者に対して毎週少なくとも1回の休日を与えることと定められていて、4週を通じて4日以上の休日を与えることになっています。
(休日)第三十五条 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。② 前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。
引用元: : e-Gov法令検索(労働基準法第35条)
これを法定休日といいます。
そして、法律とは別に会社が定めた休日を「所定休日(法定外休日)」と言いますよ。
例えば平日に勤務して土日が休みの契約だと、土日のどちらかが法律で決められた「法定休日」でもう1日が会社が定めた「所定休日」となります。
例として土日を出していますが、土日でなくも法定休日は企業が設定することができますよ。
自分の働いている法定休日を知る方法はあるのかな?
一般的に「法定休日」は就業規則に書かれていることが多く、シフト制の場合は「毎週〇曜日」とかではない決め方で定義されていることもあります。
また会社によっては「休日」が決められているだけで、法定休日と法定外休日が明記されていない場合もありますよ。
その場合、裁判などでは「日曜日」を法定休日と定義されるケースがよくあります。(土日休みの場合)
そして法律ではこの法定休日に出勤した際、通常の35%以上の割増賃金を支払うことと決められているんです。
法定休日に出勤した場合は、その日に1時間しか働かなくても通常の35%の割増賃金が支払いされます。
その代わりその日に10時間働いても、さらに時間外手当が上乗せされるわけではないので要注意。
また法定休日以外に会社が定めた「所定休日(法定外休日)」に出勤しても、割増賃金が支払いされる場合もあります。
それは「1日8時間、1週40時間」という労働時間の上限を超えた時です。
労働時間が週40時間に達している場合は、通常の賃金の25%が支払われますよ。
と、いうことはパートで週3勤務の場合はどうなるんだろう?
パートで週3日勤務の方が1日休日出勤して週4日になった場合。
その出勤した日が「法定休日」だと35%の割増賃金が支払われて、単なる「休日」であれば 「1日8時間、1週40時間」 のラインが必要になります。
1週間にその日しか働かなくても、その日が「法定休日」なら35%の割増賃金が支払われるんです!
ただし振替休日を取得していると休日が移動するため「法定休日」であっても35%の割増料金は支払いされませんし、代休取得ならなら35%が適用されますよ。
ちょっと難しいけど、とにかく法定休日はいつなのか知っておく必要がありますね!
上記で説明したように自分のシフトが休みの日に出勤することは「休日出勤」なのですが、条件を満たしていないと割増賃金が支払われることはありません。
「休日出勤は嫌だけど割増になるなら出ようかな」と思っている方は、注意してくださいね。
パートが休日出勤を断るとどうなる?
会社は3つの条件がそろった場合「休日出勤」を命令できますが、そうでない場合は断ることも可能です。
条件がそろっている場合は、正当な理由なく断ると業務命令違反の可能性もあると紹介しました。
業務命令違反ってどういうこと?解雇もあり得るのかな?
ここからは、パートが休日出勤を断るとどうなるのかを紹介していきますね。
断る権利はあるけど評価も下がる
まず休日出勤を正当な理由なく断った場合、業務命令違反になりますが解雇されるかどうか明確な基準はありません。
1回休日出勤を断った程度では解雇にはならないと思いますが、何度も繰り返していると解雇の対象になる可能性も…。
そして評価が下がるということが、1番のポイントになるかと思います。
休日出勤を断る時理由を言わなかったり、曖昧に断っていると単純に評価が下がってしまいますよね。
パートにとって会社からの評価は大切です。
例えば評価が下がると「人員を減らす」という時に真っ先に候補に入れられる可能性が高いし、同僚や先輩から冷ややかな視線を向けられて働きづらくなります。
逆に職場での評価が高いとシフトの希望が通りやすかったり、急な休みも許してもらえるなどメリットが沢山ありますよね。
パートにとって、働きやすい職場を維持するため「評価」は欠かせないものです。
そのため休日出勤は断る権利があるけれど、同時に自分の評価にひびくということを覚えておいた方がよいですね。
休日出勤を断る前に評価とのバランスも考えてみてくださいね。
パートが休日出勤を断る場合は評価も気にしてやむを得ない理由を
パート先に休日出勤を頼まれた場合、まず確認したいのは会社が「休日出勤を求める条件」を満たしているかどうか。
条件を満たしている場合、正当な理由なく断ると業務命令違反になってしまいます。
休日出勤を断ると解雇になるなど明確な基準はありませんが、少なくとも評価には響くため注意したいところ。
休日出勤を断る理由は、以下のようなものを言いましょう。
- 子供の預け先がない
- 家族から反対される
- 身内の介護
- 病院の検査
- 扶養の問題
ポイントは、予定を変えられずどうしようもないこと。
そしてなるべく評価を落とさないために前日に残業したり、普段から率先して仕事をするなどして恩を売っておくこともおすすめですよ。
休日出勤が多くて職場で気まずいなら退職も1つの手。
休日出勤が多い会社は人手が足りていない可能性もあるため、頑張りすぎて体調を壊さないように注意してくださいね。
「パートで休日出勤をうまく断る方法が知りたい」「そもそも休日出勤って断っていいの?」と悩む人の参考になれば嬉しいです。
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