「パートなのに帰れない!」パートなのに残業させられて、定時に帰れないと悩んでいませんか?
時間の融通が利くだろうと始めたパートも、実際はサービス残業が当たり前のようにあるところも多いんですよね。
サービス残業って普通なの?
時間給で働くパートが、残業してお金がもらえないのは問題です。
それに サービス残業は違法なんですよ。
この記事ではパートなのに帰れずサービス残業をしいられているみんなの体験談と、その対処法をお伝えしますね。
またサービス残業を頼まれた時、最終的に残業を回避する方法もまとめているので参考にしてください。
「パートなのに定時で帰れない!」「サービス残業が当たり前になっていて辛い」と悩む人の参考になれば嬉しいです。
パートなのに帰れない!サービス残業の体験談
パートは時間に融通がきくイメージですが、実際は残業で帰れない人が多いんですよね。
そしてその残業も、給与が支払われないサービス残業が多いと聞くので驚きです。
みんながどういう流れでサービス残業させられているのか調べてみました。
まずは、ネットで見つけたみんなのサービス残業体験談を紹介しますね。
ネットの声
- 定時で帰ろうとすると愚痴を言われる
- タイムカードは定時で押さないといけない
- 定時で終わらない自分が悪いと言われる
- 帰る間際に仕事を頼まれる
- 正社員と同じ量の仕事を頼まれるので終わらない
- 朝早く出勤するように言われる
まず定時で帰ろうとすると愚痴を言われたり、帰る間際に仕事を頼まれて残業になってしまうという人が多いようです。
自分の仕事が終わっていれば定時で帰っても問題ないように思えますが、職場での関係性を考えるとあまり大胆な行動もできませんよね。
サービス残業は、その辺りの良心を利用されている気もしますね。
そして驚くことに「残ってほしいけどタイムカードは定時押しで」など、かなり会社都合な理由を言われている人が沢山いるんですよね。
「仕事が終わらない自分が悪いから残業代はなし」なんてことを言われている人もいました。
そんなにも堂々と、サービス残業をさせている会社があることにビックリですよね。
そもそも仕事が終わらないというのは、その人の能力ではなく「人手不足」「仕事を押し付けすぎ」など会社が原因の場合もあります。
それなのに個人に仕事の責任を押し付けて給与も支払わないというのは、かなり会社側に問題がありますよね。
また残業というと就業後のイメージがありますが、朝早く出勤して仕事をしたならその分の給与も発生するのが普通なんです。
朝早いからと言ってお金が発生しないのが普通…ということはないため、注意してくださいね。
ネットで調べた結果、上記のようにたくさんの人が「パートなのに帰れない!」とサービス残業に悩んでいるようでした。
パートのサービス残業は当たり前ではなく違法
パートで働くと当たり前のように「定時でタイムカード押して残ってね」など言う会社がありますが、それは異常なこと。
あまりにも会社が普通のことのように話すから「あれ?これって普通のこと?」なんて思ってしまいますが、働かせてお金を払わないのは違法なんですよ。
というのも会社で残業をした場合、その分の給与を支払うことは労働基準法で決まっているんです。
その法律が以下です。
(時間外、休日及び深夜の割増賃金)
第三十七条 使用者が、第三十三条又は前条第一項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
ただし、当該延長して労働させた時間が一箇月について六十時間を超えた場合においては、その超えた時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の五割以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
引用元:G-gov法令検索(労働基準法第37条)
労働時間を延長した場合は、通常の時間給か割増料金を支払うことと書かれていますね。
つまり残業しても給与が支払われないというのは、労働基準法違反にあたるわけです。
そして、労働基準法第37条を違反したものは『6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される』とも決められているんですよ。
第百十九条 次の各号のいずれかに該当する者は、六箇月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
一 第三条、第四条、第七条、第十六条、第十七条、第十八条第一項、第十九条、第二十条、第二十二条第四項、第三十二条、第三十四条、第三十五条、第三十六条第六項、第三十七条、第三十九条(第七項を除く。)、第六十一条、第六十二条、第六十四条の三から第六十七条まで、第七十二条、第七十五条から第七十七条まで、第七十九条、第八十条、第九十四条第二項、第九十六条又は第百四条第二項の規定に違反した者二 第三十三条第二項、第九十六条の二第二項又は第九十六条の三第一項の規定による命令に違反した者三 第四十条の規定に基づいて発する厚生労働省令に違反した者四 第七十条の規定に基づいて発する厚生労働省令(第六十二条又は第六十四条の三の規定に係る部分に限る。)に違反した者
引用元:G-gov法令検索(労働基準法第119条)
会社も「少し位なら」と軽く頼んでいるのかもしれませんが、法律違反なのでこちら側も曖昧に受けてはいけませんよね。
「短時間ならしょうがないかな…」と思うかもしれませんが、1日15分でも20日続ければ5時間です。
時給が1000円のバイトなら5000円分なのでバカにできませんよ。
そして小さな積み重ねの我慢がストレスの種にもなるため、サービス残業は当たり前だと思わずなんらかの対処をしましょう。
サービス残業を受けてしまった場合の対処法や、残業を回避する方法は下記で紹介しているので参考にしてくださいね。
パートが残業するのは普通のことなのか、断って良いケースと残業するべきケースを紹介している記事もあります。
こちらも合わせて読んでくださいね。
パートで残業したくないって断るのは無責任?残業回避のコツと断る方法
パートでサービス残業を頼まれた時の対処法
パートなのにサービス残業で帰れないことが多いため「これって普通?当たり前なのかな?」と思うかもしれませんが、法律違反だということが分かったと思います。
冷静に考えるとタダ働きさせられているわけですから、当たり前なわけありませんよね。
この章では、サービス残業を頼まれた場合の対処法を紹介します。
サービス残業で悩む人は以下を試してくださいね。
交渉する
まず試したいのは「交渉すること」です。
いきなりお金の交渉をすると会社との関係性が悪くなるかもしれないため「残業を減らしてほしい」「残業をなくしてほしい」と、交渉から始めてみましょう。
交渉をスムーズに進めるためのポイントは、以下です。
- 同僚や他のパートと一緒に言う
- 夫から残業に対してクレームが来ているという
- 受ける代わりに条件を出す
ポイントは「不満を持っているのは自分だけではない」と主張すること。
「あなただけが思っているんでしょ」「他の人はそんな不満持っていないよ」なんて言われると、勢いも失ってしまいそうですが味方がいれば心強いですよね。
同じようにサービス残業に不満を持っている同僚に声をかけて、一緒に交渉をすると話が進む可能性が高いですよ。
「私も減らしてほしい」など不満に同調してくれたりすると、どんどん話が大事になり上司も考えざるを得ない状況になりそうですよね。
不満を持つ人が多いほど、会社も動かざるを得ない状況になります。
そして同調するようなパート仲間がいない場合は、身内の話を出すのも効果的。
「最近残業が多くて夫からクレームを受けている」と話して、「残業を減らすかなくすかしてもらわないと夫が納得しない」など言えば会社も考えてくれそうですよね。
注意したいのは「残業をなくしてほしい」と不満だけを伝えること。
不満だけをストレートに伝えると愚痴を言っているように受け取られるし「仕事が遅いからしょうがないよね」など、こちらのせいにされて終わりということも考えられます。
また残業が多いことによりプライベートに支障がでているなど、減らしてほしい理由もしっかり伝えましょう。
その上で「仕事の割り振りを変えてほしい」「人を増やしてほしい」など、最終的にどうしてほしいか要望も伝えるとスムーズですよ。
交渉する際は最終的にどう対処してほしいのか、こちらの要望も伝えるとスムーズに話が進みます。
また残業をなくしてほしいとは言えないけど、なんとかしたいという人は「交換条件を出す」というのも良いかも。
例えばいつも通り残業をすることになった際「実は夫から反対されている」と持ち掛けて、「今回は残業するけど、来週は無理です」「その代わりに〇日は休みたい」など代わりに自分の希望を通してもらいましょう。
サービス残業は会社都合だし、法律違反なのでお互いにメリットがないととてもじゃないけど納得できませんよね。
自分も無理を聞いているわけなので、自分の希望も伝えていきましょう。
もし交換条件に対して「そんな勝手なこと許されない」など言われた場合は、間違いなくブラックパートです。
サービス残業をやらせる時点でブラックなんだけども、もうパートに甘えているというよりパートをコマの1つとしか思っていない危険な会社。
ストレスで体を壊す前に、退職に向けて準備を開始した方が良いかもしれませんね。
残業代を請求する
今まで貰えなかったサービス残業代はしっかりと請求しましょう。
毎日15分でも20日残業したら5時間になると言いましたが、1時間残業をしている人はさらに膨大な時間を搾取されていることになります。
かなりの額を損しています!
残業代を払わないことは労働基準法違反なので、堂々と請求しても大丈夫。
とはいえ、残業代を請求するのは勇気のいることですよね。
会社もお金の絡むことは簡単に認めないでしょうし、1人認めれば他のパートの支払いもしなければならなくなります。
一筋縄ではいかないので、以下のポイントを押さえましょう。
- 退職時に請求する
- 3年以内に請求する
- 証拠を集めておく
- 弁護士を雇う
まず、働いている最中に請求するのは辞めた方が良いかもしれません。
なぜならパート先がブラックだった場合はもめる可能性があるし、嫌がらせを受けるかもしれないから。
また請求して1回は残業代が出たとしてもその後支払いされない場合、その都度請求しなければならなくなりストレスが溜まりますよね。
余計なトラブルを避けるためにも就業中の残業代請求は避けて、退職時にまとめて請求した方が良いですよ。
また残業代を請求できるのは、さかのぼって3年前までと法律で決められています。
「ずっと前の残業代を請求したい」と思っても、できない場合があるため注意してくださいね。
今まで請求権は2年だったのですが、2020年4月から3年に延長されました。
そしてこれはお金がかかりますし、絶対ではないのですが法律に詳しい弁護士を雇った方が残業代を受け取れる確率が上がります。
というのも会社もお金を払いたくないので、すんなり認めないだろうし顧問弁護士を雇っている可能性もあるから。
そうなると法律のプロに対して残業代を請求することになるため、精神的にも辛い思いをするかもしれません。
弁護士を雇うとお金がかかりますが、残業代を計算してプラスになるような金額ならこちらも法律のプロを雇った方が良いかもしれませんね。
そして請求する際に重要なのが証拠集めです。
請求した際に「じゃあ証拠を見せて」と言われた時て、何もなければ会社も動いてはくれませんよね。
嘘をついていると言われないためにも普段から集められる証拠は集めて備えておきましょう。
集めておきたい証拠は以下です。
- タイムカード
- シフト表
- 交通機関のICカードの利用記録
- パソコンのログインとログオフ記録
- 日報のコピー
- 給与明細
- 雇用契約書
タイムカードを定時で押すように言われている人は、交通機関の利用記録やパソコンのログオフ記録、日報のコピーが証拠になりそうですね。
そして自分の定時がいつなのかを証明するためにも、雇用契約書を用意しておくと良いですよ。
さらに実際に残業代が支払われていないことを証明するために、毎月の給与明細もしっかりと残しておきましょうね。
自分が見ても残業代が支払われていないと分かるような証拠がないと、第三者を納得させることが難しいためできる限り証拠は集めておいた方がよさそうです。
労基に相談する
労基に相談することも1つの手段です。
労基とは…労働基準監督署のこと。
労働基準法や労働組合法、労働契約法などの労働に関する法令を守らない企業を取り締まるための機関
パートでも労基に相談することはできるため、住んでいる都道府県の労働局に相談してみましょう。
労基に相談すればトラブルを解決するためのアドバイスくれますし、会社が悪質で目をつけられている場合は直接指導をして是正(ぜせい)勧告をしてくれる可能性もあります。
ただし相談したら必ず労基が直接指導してくれるかというと、難しいところ。
直接指導してくれるかもしれないし、アドバイスだけかもしれない…。
手が回らず後回しにされることもありますし、証拠が不十分な場合は的確なアドバイスもすらもらえない可能性があります。
労基に相談する際も、証拠をしっかりと集めた状態で相談してくださいね。
退職する
就業中に交渉をしても「全く聞く耳をもってくれない」「嫌がらせされるようになった」ということなら、その会社は間違いなくブラックパート。
パートをタダ働きさせて、さらに交渉もしたくないって…勝手すぎますよね。
そういう会社は働き続けてもメリットがないため、見切りをつけて退職するのが正解かも。
さて、退職するとしても残業代の請求はどうしよう…。
そこで気になるのが、今までのサービス残業代をどうするかです。
もう残業代は不要ということなら良いのですが、「どうしても残業代をもらって辞めたい!」となるとどうすれば良いか悩みますよね。
もちろん証拠を集めて請求すれば支払いに応じてくれるところもありますが、そんな会社ばかりじゃないのが現実…。
そして前項で書いたように会社が顧問弁護士を雇っている場合、法律のプロを相手に交渉することになるため簡単ではありません。
知識がないと言いくるめられる可能性もあるし、会社が残業代の支払いを拒否したらどうにもできず諦めることになりそう。
そんなことにならないために、1つの手段として覚えておきたいのが『退職代行サービス』です。
退職代行サービスは「辞めたい」と言えない人の代わりに退職を進めてくれるものですが、残業の未払い金など金銭請求も代わりにしてくれるんです。
「労働組合」「弁護士事務所」が運営する退職代行なら、サービス残業代が請求可能!
労働組合が運営している退職代行なら比較的安価で金銭請求をしてもらえますし、弁護士事務所が運営しているところに頼めば会社に顧問弁護士がついていても安心です。
ちなみに弁護士事務所が運営する退職代行サービスは、少し料金がかかりますがブラックパートに悩む人や残業代を確実に受け取りたい人には最適ですよ。
弁護士に頼んだ方が残業代を受け取れる確率が高くなるし、会社が残業代の支払いを拒否した場合も対応可能なためとことん追求したい人にはおすすめなんですよね。
注意点があるとすれば、退職代行に頼む場合も証拠は必要だということ。
証拠がないと残業代を受け取れる確率が低くなるため、用意できるものは集めておきましょう。
退職したいけど残業代を請求する勇気が出ない…という人は「退職代行」という手段も覚えておいてくださいね。
弁護士が直接対応してくれて、カウンセリングが丁寧な退職代行「弁護士法人みやび」の紹介記事はこちらです。
会社が支払いを拒否しても対応可能なので心強いですよ。
退職代行『弁護士法人みやび』の口コミ・評判は?弁護士対応のメリット・デメリットも解説
また実際に退職代行を利用した私が選ぶ『パートにおすすめ退職代行ランキング10社』の記事はこちらです。
金銭請求できるかどうか一目でわかる比較一覧表も作っているので、参考にしてくださいね。
パートにおすすめ退職代行ランキング10選!選び方のポイントや実際に利用したサービスは?
残業代の回収は諦めてるけど辞めたい場合
『残業代の証拠なんて残していないし、退職代行を使ってまで残業代を取り返すまでじゃないかな…』
たしかに退職代行を使わなくても、未払いの残業代を請求しないなら自分で退職を伝えることはできますよね。
そこまで大事にはしたくないから、諦めるしかない…
けれどもしあなたが退職を考えているなら、その前に1つだけ知っておいてほしいことがあるんです。
それが、退職後も28か月もの間受け取れる社会保険給付金があるという事。
もちろん受け取るのに条件はありますが、条件に当てはまれば通常の6か月の失業保険よりも最大10倍近い金額が受け取れるかもしれません。
残業が辛くてやめたいと思っているなら、知っておいて損はない制度です。
詳しくはこちらにまとめているので、まずは内容をチェックしてみてくださいね。
⇒退職予定者必見!国の制度で最大28か月も手当てが受けられる方法を詳しく解説!
パートなのに帰れない!残業を上手く回避する方法
パートのサービス残業は当たり前ではないし、残業代を支払わないことは違法ですよね。
けれど分かっていても残業代を請求したり、労基に相談したりすることは覚悟のいること。
そこで、そもそも残業を回避する方法を紹介していきます。
残業がなければサービス残業で悩むことはないですもんね。根本をなくしましょう!
優先順位を確認する
まずは、定時で仕事が終わらせられるように優先順位を確認しましょう。
例えば【いつもやっている仕事】【上司に頼まれた仕事】2つ仕事を抱えているとして、緊急性が高いのは上司に頼まれた仕事ですよね。
さらに上司に頼まれた仕事の締め切りが近いのであれば、そちらを優先して進めるべき。
また普段やっている仕事の締め切りが近いのであれば、上司に「いつもやっている仕事の締め切りが近いのでこちらを先にやります」と聞くか上司の仕事の期限はいつか確認して進めます。
こんな感じで新しく仕事を頼まれた時は、必ず期限を確認しておくと良いですよ。
また誰かに確認してもらう必要がある仕事は、早めに提出する方が良いですよ。
例えば30日が締め切りの書類があったとして、それまでに上司の承認が必要ならば早めに上司に見てもらいます。
前日の29日に上司に見てもらっていては、30日に提出できるか分からないし訂正があれば間に合いませんもんね。
このように誰かの手元で止まってしまうような仕事は早めに提出すると、訂正依頼が来た時も余裕をもって対応することができるのでおすすめですよ。
期限を確認せずに得意な仕事・苦手な仕事という分け方をしていると、残業になるため優先順位をつけて仕事を片付けていきましょう。
余裕がある時に協力しておく
自分の余裕がある時に、あえて会社に協力しておくというのも残業を回避する方法の1つです。
働いていると「今日は絶対残業できない」という日もありますよね。
毎回残業を断ると同僚や上司から愚痴を言われる可能性がありますが、余裕がある時に会社の手伝いをしておけば残業を断っても睨まれずに済みますよ。
簡単に言うと「会社に恩を売っておく」ということですね。
恩を売っておけば、少し目立つような行動をしても「前に率先して仕事してくれたしな」と大目に見てもらえるからなんです。
そのため、日ごろから余裕がある時に率先して仕事を引き受けましょう。
例えば以下のようなものです。
- 誰か○○してという仕事を引き受ける
- 余裕があるなら他の仕事を手伝う
- 掃除や整理整頓など雑用をする
例えば、誰かを名指しせずに頼まれる仕事ってありますよね。
そんな時に率先して仕事をこなしたり、掃除などの雑用をやっておけば「みんなが嫌がる仕事をやってくれる人」という感じで評価が上がりますよ。
「今日は絶対帰りたい」そんな日に帰っても良い雰囲気を作るために、日ごろから細かい仕事をこなして恩を売っておきましょう。
パート同士で協力しあう
パート同士で協力し合うことも、残業を回避する方法の1つです。
働いていると苦手な作業も出てきますし、体調不良でどうしても作業が進まないこともありますよね。
そんな時パート同士で協力すれば、定時に仕事を終わらせることも可能です。
どうしても残業できない日は代わってもらうこともできますよね。
もちろん自分だけが助けてもらうだけでなく同僚の苦手な業務を助けたり、手伝うことで信頼関係も強くなります。
さらに残業を回避するためだけでなく、どうしても出勤できない日にシフトを代わってもらったり休みの面でも助け合うことができるためおすすめですよ。
ただいざという時助け合うためには、日頃のコミュニケーションが大切です。
休憩時間やすきま時間に会話して、信頼関係を作っておきましょう。
予定があることを伝えておく
あらかじめ予定があることを伝えておくと、残業を回避しやすくなります。
帰る間際に仕事を振られた時断っても、あらかじめ予定があることを言っておけば「そういえば言っていたな」と思ってもらえますよね。
前もって話しておけば嘘ではないことをアピールできるため、評価が下がることもありませんよ。
例えば「子供を病院に送らないといけない」「訪問客があるので家にいなければならない」など、絶対に帰らないといけない予定を言っておけば引き留められることもなさそう。
気を付けたいのは「友人と会う予定があるから」「宅配が届くから」など、緊急性が高くない予定を言うことです。
どちらも予定を変えられるし、遊びを優先するというのはイメージが良くないですよね。
あらかじめ予定を言っておくなら、緊急性が高くて予定変更が難しいものを伝えましょう。
また、残業できないことをアピールするなら仕事は残さず帰ること。
残業できないことを話しておいて、仕事を残して帰ったら今まで築いてきた信頼関係が崩れてしまいますよね。
自分の仕事はきっちりこなして、みんなに迷惑をかけないよう気をつけましょう。
パートのサービス残業が当たり前の会社は危険!帰れない時は上手に回避を
「パートなのに帰れない!」と悩む人も多いですが、それは当たり前になっているサービス残業が原因かもしれません。
働いているのにお金が出ないサービス残業は、普通ではなく違法です。
短時間だからと我慢している人も合計すればかなりの時間になるため、泣き寝入りせず主張できることはしたいですよね。
サービス残業を頼まれた時の対処法は以下です。
- 交渉する
- 残業代を請求する
- 労基に相談する
- 退職する
残業代を請求する場合は証拠が何より大切なので、日ごろからしっかりと集めておきましょう。
こういった交渉や請求はちょっと…という人は、残業をしない工夫をしてサービス残業を回避すると良いですよ。
またサービス残業が当たり前で帰れないパートはブラックの可能性も高いので、体を壊さないよう気を付けてくださいね。
自分を優先にして考えましょう!
「パートなのに帰れない時はどうしたらいい?」「サービス残業は当たり前なの?」と悩む人の参考になれば嬉しいです。
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