パートを辞めるまで気まずい！辞めると言った後どう過ごす？

パ―トを辞めます！と言った後、なんだか気まずく感じてしまうこと、ありますよね。

辞めると言った後で「人手が足りなくなって周りに迷惑をかけてしまう」とか、「キツイ職場から自分だけ逃げだすみたい」とか、気まずくなる理由にも色々あると思います。

周りへ気配りができる人、優しく真面目な人ほど、気まずい雰囲気に思い悩んでしまうようです。

今回はそんなパートを辞めるまでが気まずいと悩んでいる人のために、気まずさを解消する方法をお伝えしたいと思います。

私の実際の体験談も合わせてお伝えしますね。

退職する日までスムーズに過ごして、円満退職を目指しましょう！

パートを辞めるまでの気まずい！解消する7つの方法

退職するまでの間、気まずい思いを少しでも解消する方法についてご紹介していきます。

「これならできそう」と思える方法が見つかったら、ぜひ試してみてくださいね！

1.シフトを減らす

退職する日まで、職場に顔を出す日を極力減らしていく方法です。

上司や同僚と会う機会が減れば、それだけ気まずく感じる場面も減ります。

後任者への引継ぎをしなければいけない場合は、思うようにシフトを減らすことはできないかもしれません。

でもあなたがいなくても引き継ぐことができるように、事前にマニュアルを作成しておくなどすれば、シフトを減らすことは可能です。

2.有給を使って休む

正社員が退職する時も、有給消化をしてから辞める人が多いですよね。

パートも同じです。

有給が残っているなら、有給を使い切ってから退職するようにしましょう。

有給消化をする時は、引継ぎのことなど事前に上司と相談が必要になります。

退職までの期間が短い場合、引き継ぐ時間が十分にとれないといった理由から、有給消化を渋られる可能性があります。

「有給残り日数+引き継ぎに必要な日数」を考えた上で、上司には早めに退職の意思と、有給消化することを伝えるようにしましょう。

有給休暇が残ったままパートを退職するのはもったいない! 辞める時に有給消化する方法は?

3.仕事に徹する

仕事に集中することによって、気まずさを感じないようにするという方法です。

余計なことは考えないで、仕事に一生懸命取り組むことは、気まずさを解消する以外にも良い効果があるんですよ！

最後まで責任をもって仕事に取り組んでいれば、例え辞めてしまうのだとしても「あの人はがんばって仕事をしていた」「真面目で責任感のある人だった」と前向きな印象を残すことになります。

退職した後に街中で偶然元同僚に再会した時、気まずく感じることもなくなりますよ！

4.あえて周りと距離を置く

もともとあまり職場の人とは仲良くなかった場合。

もう辞めるのだから、無理に周りと仲良くする必要はありません。

退職理由など、余計な詮索を避けるためにも、あえて周りと距離を置くようにしましょう。

周りとの関わりを最小限に抑えることによって、気まずさを感じることが少なくなります。

逆に周りの人たちも、辞める相手にどう接したらよいのかわからない、と感じているかもしれません。

あなたから距離を置くことによって、かえって良好な雰囲気を保つことができることもあります。

5.相手の気持ちを想像してみる

あなたが辞めることによって相手がどう思うか、気持ちを想像することによって気まずさが軽減されます。

あなたの退職が決まって相手の態度が冷たくなったと感じたら、なぜ自分に冷たくあたるのか客観的に分析してみるんです。

上司であれば「また新しい人を採用しなくちゃいけない、仕事が増えて憂鬱なんだろうな」とか。

同僚であれば、「仕事の負担が増えてしまうから、憂鬱なんだろうな」とか。

「なんとなく置いていかれた気分になって、おもしろくないんだろうな」とか。

そう思うのは自由なんですが、困ったことにそういった気持ちが言動に出ちゃう人がいるんですよね。

でも上司であれば、人材マネジメントを含めた業務を含めたお給料をもらっているはずです。

同僚もいつか仕事を辞める側になるのですから、お互いさまです。

冷たく当たられたあなたが、気まずさや罪悪感を感じる必要はありません。

6.辞めた後のお楽しみを想像する

もう辞める仕事や職場から意識をそらして、辞めた後のお楽しみに思いをはせて気まずさを消す方法もあります。

今気まずい思いをしても、辞めたあとは楽しいことが待っている！

そう思えば、あと数日のことなら乗り越えられると思いませんか？

何か嫌なことがあっても「でも辞めた後は温泉旅行が待ってるし！」とか、「新しい職場が楽しみだし！」とか、前向きにスルーしちゃいましょう。

7.細かいことは気にしないで堂々と過ごす

あなたが退職することによって、負担が増える上司や同僚はいるかもしれません。

でも、それはあなたが気にする必要はありません。

マネジメント責任がある人が考えるべきところなので、あなたは正々堂々としていましょう。

そもそもパートは正社員と比べて、働くのも辞めるのも気軽にできるのがメリットです。

あなたが退職することによってグチグチ言ってくる上司や同僚がいたら、その人たちがおかしいんですよ。

むしろ、そんな人間関係を断ち切ることができて、良かったくらいですね！

退職日まで与えられた仕事をこなしてさえいれば、誰にも文句を言われる筋合いはありません。

パートを辞める時に気まずくなる理由

そもそもパートを辞める時に気まずく感じるのはどうしてなのでしょうか？

その理由を知ることによって、気まずさを解消する方法が見つかることもあるんですよ！

同僚の態度が変わる

あなたが辞めることを知ったとたん、態度が冷たくなる同僚・・・まぁ、あるあるですよね。

これまで良好な関係を築けていたと思っていた相手であればあるほど、急に冷たい態度をとられたら凹んでしまいますよね。

同僚の態度が冷たくなる理由にも実は色々あります。

引継ぎや勤務態度などあなたが気を付けることで回避できる理由もありますが、その人の感情からくる態度の変化だと、回避するのはなかなか難しいですよね。

でも、あなたがパートを辞めることは悪いことではありません。

嫌がらせを受けたとしても、その人自身に問題があるのであってあなたが苦にする必要はありません。

辞めていくからと逆に気を使われる

これまでは気軽に仕事を振られていたのに、あなたが辞めるとわかると「これやって」が言えなくなってしまう人もいます。

必要以上に気を使われてしまって、かえって気まずく感じてしまうこともあるでしょう。

そういう時は、「（退職日まで）これまで通りで大丈夫ですよ」と一言相手に伝えておきましょう。

同僚に退職をことを伝える時に、退職日までの今後の仕事のやり方の補足説明として加えてもいいですね。

あなたが辞めることについてどう感じるかは人によります。

臨機応変に対応していきましょう。

退職理由で嘘をついている場合

あなたがパートを辞めるにあたり嘘の退職理由を言ってしまった場合は、どうしても気まずさを感じてしまうでしょう。

それはそれで仕方がありません。

嘘をついてでも辞めたい、辞めなければいけないのは事実ですし、理由はどうであれ辞めるのは自由ですから。

ただ根掘り葉掘り詮索されて、ボロが出てしまう危険もあります。

嘘の退職理由で退職する場合は、退職するまで少し周りと距離を置くようにして、なるべく関わらないようにしましょう。

自意識過剰が原因の場合もあります

辞めると言った後なんだか気まずい！と感じても、単なる自意識過剰である場合もあります。

「いつかパートは辞めていくもの」と、周りはさほど気にしていない場合もあります。

もうすぐ辞めるから！と意識しすぎないで、これまでと同じように仕事に取り組むようにしましょう。

また辞めていく職場に対して自意識過剰になるということは、辞めることに対して罪悪感を抱いている可能性があります。

こうした「うしろめたい気持ち」は、これまでと変わらず誠実に仕事をしよう！と心掛けることによって解消することができます。

職場にいる間は自分の務めをしっかり果たす、それだけで気まずさが解消されますよ！

パートを辞めると言った後に気をつけたいこと

パートをスムーズに辞めるために、辞める意思を伝えた後にこそ気をつけたいことがあります。

『立つ鳥跡を濁さず』という言葉通り、辞めていく職場に対してなるべく迷惑をかけないために、事前にチェックしておいてくださいね。

後任がいるなら引継ぎはしっかりと！

「もう辞めるから」と仕事を投げやりになってしまうのはNGです。

あなたが担当していた仕事にはきちんと責任をもって、後任の人へ引き継ぐようにしましょう。

後任がまだ決まっていない場合もあります。

そうした場合は引き継ぎ書、つまり誰にでもわかるようなマニュアルを作っておきましょう。

どうしても後任が見つからなかった場合、上司があなたの穴を埋めなければならないこともありますからね！

マニュアルを作るときは、「これは言わなくてもわかるだろう」ではなく、誰にでもわかるように丁寧に作るように心がけましょう。

引継ぎミスでありがちなのが、大切な書類やEXCELなど電子ファイルの保管場所が見つからない！というもの。

これ、本当に困るんですよね～。

引継ぎは作業手順を書き残しておくだけではありません。

書類やパソコンのフォルダの整理もして、マニュアルには保管場所についても書いておきましょう。

次の職場の話はNG

「次の仕事は決まっているの？」と軽くきかれることもあるかと思いますが、ここで次の職場について話してしまうのはNGです。

「ずっと正社員で仕事を探していて、ようやく決まった」とか、「希望している仕事がようやく見つかった」とか、前向きな理由での退職なら次の職場・仕事について話してしまっても特に問題はありません。

でも次の職場・仕事内容によっては、「今の職場が嫌だから辞める」といった退職理由が透けてみえてきてしまうことがあります。

同業種・同職種であればなおさらです。

上司や同僚に悪い印象を与えかねませんので、次の職場の話はしないのが無難です。

入っているシフトは責任をもつ

パートを辞めるまで気まずいのが嫌だ、もう行きたくない、と思いがちですが、すでにシフトが決まっているなら最後まで責任をもってシフトに入るようにしましょう。

どうせ後数回のことです。

後味悪くして退職するより、やることをやってスッキリと退職しましょう！

ただし退職理由がパワハラやセクハラによるもので、体調に異変がある時は無理をしないようにしましょう。

病気が退職理由の場合も同じです。

無理をして体調不良をこじらせてしまうと、次の仕事に差しさわりが出てしまいます。

仕事を行くことによって体調が悪化することが明らかな場合は、どんな手段をとっても「逃げるが勝ち」です。

パート最終日に挨拶をする場合は、こちらも参考にしてみてくださいね。

パートを辞める時の挨拶例文と覚えておきたい注意点。挨拶しないのは非常識?

パートを辞めるまで気まずいのは気にしない！

パートを辞めると言った後、職場の雰囲気が気まずく感じてしまうのは仕方がないこともあります。

これら7つの解消方法を試してみたけど、職場や人間関係によってはうまくいかないこともあるでしょう。

でも、あなたが退職するまでのほんの少しの間のことです。

もし退職するまでの間に嫌がらせをするような人がいたら、退職後は会わないようにすればよいだけのことです。

「この人苦手だな」と気づくことができて、その後交流する必要がなくなったわけですから結果オーライですよ！

あなたが辞めることによって残された人たちは多少負担が増えるかもしれませんが、そのうち慣れるものです。

一番良いのは、気まずいのは気にせずこれまでと変わらず堂々と過ごすことです。

パートを辞めることにうしろめたさを感じる必要はありません。

また、必要以上の責任を感じることもありません。

退職時に渡すお菓子やお礼の品については、こちらに渡し方やおすすめをまとめています。

合わせて参考にしてみてくださいね。

パートを辞める時にお菓子やお礼の品は必要？手頃なおすすめ菓子折りも紹介!