パート先の人間関係に悩んで退職を決意したものの、辞めるのをどう伝えようかな?と悩んでいませんか。
パートを辞める理由が人間関係の場合、退職理由をそのまま伝えるかどうか迷ってしまいますよね。
なるべくならトラブルは避けたい!
結論としては、人間関係が理由でパートを辞めるなら本当の理由は言わない方がいいですよ。
なぜなら理由をそのまま伝えることで、話がこじれてしまう可能性があるからです。
スムーズな退職を目指すなら、なるべく角が立たないように伝えることをおすすめします。
そこでこの記事では、パートを辞める理由が人間関係の時の退職の伝え方や退職理由をご紹介していきますね。
人間関係で辞める時の注意点もお伝えしますので、参考にして下さい。
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パートを人間関係が理由で辞めるなら、本当の理由は言わない!
パートを辞める理由が人間関係の場合は、本当の理由は言わない事をおすすめします。
その理由としては
- 「改善するから続けて欲しい」と引き留められる
- 退職するまでの間、職場で気まずい思いをする
- 会社の心証が悪くなり、円満退職できなくなる
これらが考えられるからです。
あくまでも「こうなる可能性がある」という話ですが、退職の意思が固まっている場合はなるべくなら上記のようなことになりたくないですよね。
退職理由を正直に伝えただけなのに、予想外の事態になっちゃうかも…!
もし退職理由として「Aさんと上手くいかなくて…」と言った場合、「どの職場にも合わない人はいるよ。シフトがかぶらないように調整するから。」などと言われてしまうかもしれません。
また万が一その事がAさんに漏れ伝わってしまったら、辞めるまで職場でかなり気まずい思いをする事になります。
自分では人間関係のトラブルを切々と訴えたつもりでも、会社側は会社への不満と受け取ってしまう可能性も…。
ですのでやはりスムーズに辞めたい場合は、本当の退職理由であっても人間関係は理由にしない方がいいですよ。
辞める!と決めているなら、すんなり退職できるのが1番ですから。
人間関係が原因で辞めたい時は、もしかしたら「アレもコレもぶちまけてしまいたい!」と本当のことを伝えたくなる事もあるかもしれません。
気持ちはとっても分かります!
でも退職したいと思っているのに揉めたり、引き留められたりすると、とても面倒です。
退職の際に話がこじれて辞めるまでに時間がかかってしまったら、元も子もありません。
パートを辞める理由が人間関係の時は、本当の理由を伝えない方がスムーズに退職できるという事を覚えておいてくださいね。
パートを辞める理由が人間関係の時の伝え方やコツは?
人間関係に悩んで退職する場合でも、出来るだけ円満にスッキリとした状態でやめるようにしたいものです。
ここでは円満に退職するための伝え方やコツを、ご紹介していきますね。
退職の意思は上司に直接口頭で伝える
退職の意思は、直属の上司に直接口頭で伝えましょう。
直属の上司に言わず、社長や本社の人に伝えるのはNGです!
退職が伝えにくい時は出来れば電話やメールで伝えたいな…と思うところですが、基本的には電話やメールで退職の意思表示を伝えるのはマナー違反となっています。
円満に辞めるためにも、必ず口頭で直接伝えるようにしたいですね。
伝え方としては、このように手順を踏んでください。
- 「お話したい事があるのですが…」と言って、上司に個別に時間を取ってもらう
- 時間をとってもらった後に、出来るだけ周りに人がいない場所で退職を伝える
直属の上司のところに行って、いきなり「退職したいんですけど…」と伝えるのは良くありません。
話を聞いてもらえる時間を作ってくれるよう、必ず先にアポイントを取るようにして下さいね。
詳しい上司への退職の切り出し方や伝え方は、こちらの記事に詳しくまとめています。参考にどうぞ。
パートを辞める時の切り出し方は?上手な言い方や伝えるタイミングも!
退職の意思表示はハッキリとする
「退職を考えているのですが・・・」「辞めても大丈夫でしょうか?」というような、相談するような伝え方をするのはNGです。
「退職する」と決めているのなら、曖昧な言い方は避けるようにしましょう。
退職の意思が固まっている事をはっきり明言することが、ポイントです!
例えば、このような言い方がありますよ。
- 突然で申し訳ないのですが、○○という理由で退職させていただく事にしました。
- 実は○○という事情があり、辞めないといけない事になりました。
ハッキリと「〇月〇日に退職したいです」と日付を出してしまうのも、おすすめです。
相談するような感じで話し合う形になってしまうと、円満退職に支障をきたす可能性もあります。
退職の意思が固まっているという事を、きっぱり、ハッキリと伝えるようにして下さいね。
パートを辞めると伝えづらい!と困っている時は、こちらの記事も参考に読んでみてください。
パートを辞めたいけど言えない!決断できる考え方やおすすめ退職理由
1ヶ月前には辞める意思を伝えるのがベスト
基本的には繁忙期などの忙しい時期をさけて、退職希望日の1か月前には退職を伝えたいところです。
会社としては後任の人を探す時間が必要ですし、引継ぎ不足などの迷惑をかけないためです。
円満に退職することを考えるなら、なるべく早めに伝えるに越した事はありません。
人間関係のトラブルがあっても、出来るだけ円満に退職したいですね。
ただ退職を伝えるタイミングに関しては、退職を伝えた後の職場で過ごす時間の事も考えて決めた方がいいですよ。
退職理由によっては、退職を伝えた後に働きづらいという状況になる事も考えられます。
出来れば、気まずい状態になるのは避けたい…。
下で人間関係でパートを辞める時のおすすめの退職理由をご紹介していますので、そちらを参考に退職を伝えるようにしてみて下さいね。
退職理由はやむを得ない理由がベスト
パートを辞める理由が人間関係の時は、もしかしたら一刻も早く退職したいという状況かもしれません。
そんな時は無理をして1ヶ月前に伝える必要はなく、会社の退職ルールや法律で定められている退職のタイミングに従って伝えるようにしてみて下さいね。
ただ、退職できるタイミングは人それぞれ異なります。
自分の雇用契約書を、しっかりチェックしてみて下さい。
法律では、基本的にはこのようになっています。
- 契約期間のない(無期契約)場合…基本的には退職を伝えてから、2週間後に退職可能。但し会社と合意できれば即日退職できる。
- 契約期間がある(有期契約)場合…基本的には契約期間内は退職が出来ない。但し会社と合意できれば即日退職できる。
※もし会社と合意できなくても、「やむを得ない理由」であれば、民法上で契約の解除が出来る。
このように無期契約の場合は、退職理由が何であれ申し出てから2週間たてば退職できます。
2週間なら、シフト調整や有休利用などであっという間に過ぎちゃいますね。
もしもっと早く辞めたい場合は、会社と合意が出来れば即日退職も可能です。
有期契約の場合は基本的には契約期間内の退職は出来ない事になっていますが、こちらも会社と合意できればすぐに辞める事は可能となっています。
でも残念ながら、すんなりと認めてもらえない事も多いんですよね。
でも安心して下さい。
そんな場合には、民法628条の『やむを得ない理由がある場合は、直ちに契約の解除をすることができる』を伝えてみましょう。
民法628条
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
引用:e-Gov法令検索(民法第628条)
このように法律で定められているので、どうしても早く辞めたい時はこれを利用するという手もあります。
つまり「やむを得ない理由」を退職理由として言われてしまえば、会社としては退職を認めるしかないという事ですね。
ではやむを得ない理由とは、どんな理由なのでしょうか?
- 体調不良(怪我や病気で就業不能)
- 家族の介護
- 引っ越し
- 妊娠や育児
このような理由の場合は、会社が引き止めづらくすぐに退職もしやすい理由になります。。
ただし円満に退職するためにも、よっぽどの理由がない限りはなるべく1ヶ月くらい前には退職の意思を伝えるようにしましょうね。
もっと詳しい内容や、有期契約、無期契約の詳しい対応法はこちらの記事に詳しくまとめてあります。
参考にしてみて下さいね。
パートを辞めると言うタイミングは退職の何日前?法律だと2週間前って本当?
それでは次に、人間関係でパートを辞めたい時に、「やむを得ない理由」になる退職理由を具体的にご紹介していきますね。
人間関係でパートを辞める時のおすすめ退職理由
パートを辞める理由が人間関係の時、本当の理由は言わない方がいいことをお伝えしました。
また「やむを得ない理由」に当てはまる退職理由なら、有期契約でも期間満了を待つことなく契約解除できることもご紹介しましたね。
- やむを得ない事情
- 突っ込みにくい
- 引き留めにくい
この3つのポイントをおさえた退職理由を、ご紹介していきます。
体調不良
人間関係は引き留めらる可能性が高い退職理由ですが、体調不良はまず引き留められることがありません。
なぜなら体調が悪いと言う人に向かって、会社がそれでも続けて欲しいとは言いにくいからです。
何かあったら会社も困りますから。
といっても、ただ漠然と「体調不良で辞めたいです」と伝えられても会社側としては納得できないですよね。
ですから詳しく言う必要はないとは思いますが、ある程度納得してもらえるくらいには体調不良の内容は伝えたいところです。
例えばこのような感じになります。
- 腰痛がひどく、医者からしばらく静養するように言われた
- 持病が悪化し、仕事を続けるのが難しい
- 頭痛や吐き気が起こり、働くのが困難
ただ全然自分に当てはまらない体調不良の内容を言ってしまうと、嘘っぽく聞こえてしまう可能性も。
出来れば少しでも自分が感じている体調不良を元にして、伝えるといいかもしれません。
パートの退職理由を体調不良にする時は、こちらの記事も参考にしてみて下さいね。
パートは体調不良を理由に即日退職できる?診断書の有無や注意点・伝え方も!
子供の都合
子供を退職理由にするのも、おすすめですよ。
子供などの家庭の事情は、外からは分かりにくく立ち入りづらい事だからです。
子育てをしていると、本当に人それぞれ違いがある事が分かりますよね。
ですので退職を認めてもらいやすく、引き留められにくいですよ。
また「パートは家庭の事情を優先する」という認識を持っている会社も多いため、円満退職できる可能性も高くなります。
ただこちらも上の体調不良を退職理由にする時と同じで、出来るだけ現在の子育ての状況に近い内容を伝えるようにしましょう。
旦那の都合
旦那さんを退職理由にするのは定番ですし、おすすめです。
子供を理由にするのと同様に、家族のことはかなりプライベートなことに当たります。
詳しい事情を聞きたくても、会社としては突っ込みづらく納得せざるを得ないという感じですね。
でも旦那さんを理由に辞める時は、退職理由に注意しましょう!
旦那さんを退職理由にする場合、例えば「転勤に伴う引っ越し」「仕事の独立に伴う手伝い」など話が大きくなりがちです。
パート先で普段、家族のことを話しているのなら、「なんか変だな?」と思われてしまう可能性も。
引っ越しと言って辞めたのに、近所で同僚にバッタリ会ってしまったら困りますよね。
ですからパート先で同僚に話している内容や、職場が近所の場合はその退職理由にしても大丈夫なのかなどをよく考えて、退職理由を決めるようにして下さいね。
子供や旦那を退職理由にする時の具体例や伝え方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。参考にどうぞ。
パートを辞める理由に子供や旦那はあり?家庭の事情で貫くことはできる?
パートを人間関係で辞める時の注意点
パートを辞める理由が人間関係のとき、注意したい事があります。
注意したいのはこの3点。
- 本人にバレないようにふるまう
- 同僚にも本当の理由は言わない
- パワハラが原因の場合でもなるべく言わない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
本人にバレないようにふるまう
人間関係が理由で辞めるときでも、退職を告げた後も実際に辞めるまでは今まで通りに仕事をしていきましょう。
例えば「どうせ辞めるし、この際言いたい事を言ってしまおう」と、人間関係のトラブルの元になった人に不満をぶつけるのは良くありません。
せっかく違う退職理由を伝えて円満に辞める予定なのに、自分の言動や行動で相手にバレてしまうと、トラブルの元になる可能性がありますよ。
それに周りで聞いている人も、イヤな気持ちになってしまうかも。
穏便に辞めるためには、最後まで大人な態度で接することをおすすめします。
辞めるまで気まずい思いをしながら過ごすよりも、スムーズに辞めることを優先させましょう。
同僚にも本当の理由は言わない
同僚にも、パートを辞める理由が人間関係である事は伝えない方がいいですよ。
なぜなら人間関係のトラブルの元になっている人に、伝わってしまう可能性が出てくるからです。
どこにでも噂好きな人はいますし、ポロッと言われてしまうかもしれません。
そうなると、退職するまでとても気まずい思いをする事になります。
それに同僚に「○○さんとこんなトラブルがあって、辞めることにした」と本当の退職理由を告げた場合、同僚が困ってしまう可能性も。
自分は辞めてしまえばスッキリですが、仕事を続けていく他の人たちはこれからもその人と一緒に仕事をしていかなくてはなりません。
もしかしたら「聞きたくなかったなぁ…」と思われるかもしれないので、本当の退職理由は仲がいい同僚にも伝えないのが1番です。
パワハラが原因の場合でもなるべく言わない
パワハラが原因の場合、パワハラをしている人よりも立場の上の人に、すべてぶちまけて辞めたいと思われるかもしれません。
でも出来ることなら、言わずに辞めることをおすすめします。
なぜなら伝えたあとパワハラが悪化する可能性もありますし、きちんと注意するから…と引き留めにあうかもしれません。
実際に私はパワハラをぶちまけて辞めたのですが、結構面倒なことになりました…。
「パートをキッパリ辞めたい」「もう二度と関わりたくない」そう思うなら、打ち明けないで上でご紹介した退職理由を伝えて穏便にやめる方がいいですよ。
私がパワハラで辞めた時の体験談や、パートをパワハラで辞めたい時にどうすべきなのかは、こちらの記事を読んでみて下さいね。
パートをパワハラで辞めたい時どうすべき?実体験から学んだ対処法と具体例
CHECK!
- 退職を伝えて気まずくなるのが嫌だ…
- 会社がなかなか認めてくれない…
- 引き止められても言い返す気力もない…
そんな時は退職代行を使うのもありだと思います。
私は退職代行でパートを辞めました!
依頼すれば早ければ即日退職できますし、もう2度と会社へ行くことも嫌な上司と顔を合わす必要もありません。
パートだからこそ2万円以下と安く利用できる退職代行もあるので、もう限界でパートに行きたくない…と悩むなら考えてみてもいいと思います。
人間関係で辞めたい時でも円満退職がおすすめ
パート先を人間関係で退職する時のおすすめの伝え方やコツを、ご紹介してきました。
パートを辞める理由が人間関係の場合、本当の理由は言わず、
- やむを得ない事情
- 突っ込みにくい
- 引き留めにくい
このような退職理由を伝えて退職することをおすすめします。
円満にスムーズに辞めることを1番に考えましょう。
すんなり辞めるためには、出来るだけ1か月前には退職を伝え、口頭でハッキリと辞めることを告げるのも大切です。
また注意点として、下記の事もお伝えしました。
- 本人にバレないようにふるまう
- 同僚にも本当の理由は言わない
- パワハラが原因の場合でもなるべく言わない
スムーズな退職を目指して、なるべく角が立たないように退職手続きを進めたいですね。
人間関係でパートを辞めたいと悩んでいる人の参考になれば、嬉しいです。
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