長く勤めたパートを辞める時って勇気がいりますよね。
「責任が重い」「苦手な人が入ってきた」など辞めたい理由はあるものの、何年間も続けてきて本当に辞めて良いのかな?という不安もよぎります。
辞めたいけど後悔はしたくない!
この記事では長く勤めたパートを辞めるべきかの判断基準と、辞め方や退職理由を紹介しています。
また、辞めた後に後悔しないためのコツもまとめているので参考にしてくださいね。
「何年も働いたのに辞めて後悔しないかな」「長く勤めたから辞めると言い出しにくい」と悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
長く勤めたパートを辞めるべきかの判断基準
長く勤めたパートを辞めるって結構勇気がいることですよね。
「こんな職場他にないのでは?」などいろんな考えがよぎって行動に移せない人も多いのでは。
まずは長く勤めたパートを本当に辞めてよいのか、その判断基準を紹介しますね。
辞めるべきか迷っている人は、下記を参考にしてください。
辞めても後悔しない選択か
まず今パートを辞めることが、自分にとって後悔しない選択なのか考えましょう。
辞めた後の自分を想像して、『すっきりした!』『辞めてよかった』と思えていそうなら大丈夫。
けれど「辞めなければ良かった」と後悔している姿が思い浮かぶなら、少し考え直しても良いのかも。
もしそれさえも分からないという人は、以下のポイントを押さえて考えてくださいね。
- 辞めたい理由が一時的か長期的か
- 自分で変えられるか変えられないか
まずは辞めたい理由が「一時的なものなのか」「長期的に続くものなのか」を考えます。
期間が限定されているならとりあえず様子を見ても良いですが、これからもずっと続くなら体のことも考えて辞めても良いかも。
例を出して言うと、
- 苦手な人と組まされている
- 新しく入った人と合わない
- 責任が重い役割がしんどい
- パートの給与や待遇に不満がある
例えば一時的なプロジェクトで苦手な人と組んでいるのが嫌なら、いずれペアが解消になるかもしれないし上司に言えば変えてくれるかもしれませんよね。
けれど「新人が苦手」「年数が長いため責任が重い」などの問題は、これからも続くことだし自分で変えることができません。
またパート先の会社や上司に対する不満も、自分がどうすることもできない問題の1つ。
長年不満に思っていることが急に解消されることはまずないし、会社は変わらないため変化を求めるなら自分が行動するしかありませんよね。
会社や人は変えられないから、行動あるのみですね。
このように長く勤めたパートを辞めてよいか悩んだ時は、「辞めたい理由が一時的なものか」「自分で変えられるものか」を考えて決めてくださいね。
そして何より「自分優先で考えているか」を大切にしましょう。
長く勤めて責任のあるポジションについている場合、「自分が辞めたら会社や同僚は大丈夫かな?」なんて心配になるかと思います。
けれどパートが1人辞めてもやっていけるのが会社だし、その会社で働きたい誰かに席を空けてあげることも必要ですよね。
周りは気にせず、まずは自分はどうしたいか?を念頭に答えを決めてくださいね。
ストレスがプライベートに影響していないか
ストレスがプライベートに影響していないかということも、パートを辞めるかどうかの判断基準になります。
そもそもパートを始めた理由は家計を助けるためだったり、暮らしをより良くするためだと思うんですよね。
それなのにパートをすることでストレスが溜まって、プライベートがおろそかになるのは本末転倒です。
長く働いていると、自分がストレスを感じていることにすら気付けていないかもしれません。
ストレスが当たり前になると気付けなくなりますよ。
以下のような症状がある場合は、ストレスが溜まっている可能性があります。
- 朝パートに行きたくないと感じる
- 夜眠れない
- 仕事が終わっても業務のことを考えてしまう
- 仕事が気になって何も楽しめない
例えば朝パートに行きたくないと感じたり、夜眠れない人はストレスが溜まっている証拠。
ストレスがたまると体が危険を感じて興奮状態になり、眠れないんですよね。
そうすると疲れが取れなくて朝も起きれず、「行きたくないな…」と感じてしまうんです。
また仕事をしていないのに業務のことを考えてしまったり、イライラして旦那や子供に八つ当たりしているなら要注意。
パートはプライベートを充実させるためにやっている、ということを忘れないでくださいね。
ストレスが起こる原因や、我慢の限界が来るまでにできることを紹介している記事もあります。
こちらも合わせて読んでくださいね。
パートをストレスでやめたい主婦多数!原因や限界前にしておきたい対処法
体に不調は出ていないか
体調不良が出ていないかも判断基準になります。
ストレスを放っておくと、体の不調につながるため我慢は禁物ですよ。
ストレスで起きる体調不良は人それぞれですが、例を出すと以下のようなもの。
- 慢性的な頭痛や腹痛
- 喉に異変を感じる
- 胃痛
頭痛や腹痛があったり、喉に違和感を感じたり…「普段と違うな?」という変化があるなら体からのSOSかもしれません。
例に挙げた『喉に違和感を感じる』というのは私の経験なのですが、ある日唾を飲み込んだら変な感じがしたんですよね。
同時に胃痛もあったので検査に行ったところ、「逆流性食道炎」になっていました。
確かに当時パート先の人間関係でストレスを感じていて、精神的にも肉体的にも疲れていたんです。
それがきっかけでパートは辞めたんですが、体というのは素直に不調を訴えてくるもの。
私はそこで検査に行って薬ももらって落ち着きましたが、放っておいたらもっと思い病気になったかもしれません。
普段とは違う体調の変化があるなら、無理をせず休んでくださいね。
体調が悪いとついつい「年だから調子が悪い」とか、「これくらいで検査にいくなんて甘い」と思いがちです。
けれどそうではなく、もしかしたら体が悲鳴を上げているのかも…と考えて自分を労わってくださいね。
パワハラやいじめはないか
パワハラやいじめがあるなら、迷わず辞めるべきです。
パワハラやいじめを受けている人って、意外に辞められない人が多いんですよね。
どんなに辛くても、パワハラが原因で辞めることを「甘えかな?」と思ったり、「自分のせいだ」と思うため逃げ出せられないんです。
けれど辞めることは甘えではなく、当然のこと。
パワハラやいじめを受けているなら、すぐに逃げるべきです。
私もパワハラで悩んだ経験があるのですが、パワハラやいじめは受ける方の問題ではなく100%する方の問題です。
働き続けても精神的・身体的にダメージを受けるだけなので、今すぐ辞めて新しい仕事を探してくださいね。
私のパワハラ体験談を書いた記事もあります。
パワハラを暴露して辞めるか迷ったあげく、トラブルに発展した経験を書いているので気になる人は参考にしてくださいね。
パートをパワハラで辞めたい時どうすべき?実体験から学んだ対処法と具体例
退職前に要チェック!
退職後、最大28か月間も受給できる社会保険給付金があるって知ってますか?
今退職を考えている、またはこれから退職する予定という人必見です!
退職後にもらえる社会保険って、失業手当の6カ月だけだと思っていませんか?
実は退職前に準備することで、最大28か月もの間給付金を受け取れる可能性があるんです。
- 会社行きたくない
- 上司にパワハラを受けている
- 朝起きるのが辛い
- 将来が不安
こんな状態で退職を考えているなら、この制度を知っていないと損してしまうかも。
もちろんパートやアルバイトでも、社会保険に入っている人なら受給資格がある可能性があります。
会社に退職したいと伝える前に、必ずチェックしてくださいね!
\ 今なら無料WEB説明会に参加できます! /
⇒退職予定者必見!国の制度で最大28か月も手当てが受けられる方法を詳しく解説!
長く勤めたパートを辞める方法
ここまでは長く勤めたパートを辞めるかどうかの、判断基準を紹介しました。
辞めたい理由が一時的で、解決可能ならもう少し考えても良いかもしれませんが、体調不良やパワハラ・いじめがあるなら辞めるべきです。
ここからは、何年も勤めたパートを辞める具体的な方法を紹介しますね。
しっかりと手順を踏んで円満退職しましょう!
自分の契約を確認する
まず、自分がいつ退職を伝えたら辞められる契約なのかを確認しておきましょう。
一口にパートと言っても、それぞれの契約や会社の就業規則によって退職できる時期は違ってきます。
パートがいつ辞められるかどうかは、以下の3パターンに分けられますよ。
- 雇用期間がない契約は2週間前に伝えたら退職できる
- 雇用期間がある契約は、期間満了になるまで退職できない
- 就業規則に「○ヶ月前までに退職を届け出る」など決まりがある場合は、原則従わなければいけない
自分の契約が「雇用期間がない契約」の場合は2週間前に退職を伝えたら辞めれますが、「雇用期間がある契約」だと期間満了まで原則退職できません。
けれどその場合も、絶対に辞められないわけではなく「やむを得ない理由」があれば辞めることができますよ。
また会社の就業規則に「1ヶ月前に退職を届け出ること」など決まりがあった場合、従う方が円満退職ができます。
まずは自分の契約書と就業規則を確認しましょう。
長く勤めたパートの場合、責任のあるポジションについている人も多いですよね。
任されている仕事量も多いはずなので、できれば退職日も会社の希望に沿った方がスムーズに退職できます。
けれど、会社都合の勝手なお願いは必ずしも聞く必要はありません。
「あまりにも会社都合だな…」と感じた時は、自分の契約に沿った期間で辞めたいことを伝えるべき。
そのため、自分の契約はいつ退職を伝えたら辞められるのかしっかり確認しておきましょうね。
パートはいつ退職を伝えたら辞められるのか、もっと詳しく法律も交えて説明している記事もあります。
こちらも参考にしてくださいね。
【保存版】パートを辞めると言うタイミングは退職の何日前?法律で2週間前って本当?
タイミングを見て伝える
退職を伝える際タイミングを見計らうことも、長く勤めたパートを辞める時意識したいことです。
長く勤めたパート先だからこそ、円満に退職したいと思う人も多いはず。
タイミングを見計らって退職を伝えることで、円満退職できる確率がグッと上がりますよ。
長く勤めていると職場の繁忙期や閑散期など、会社のスケジュールや流れが大体分かりますよね。
忙しくない時間帯を狙って退職を伝えた方が、上司もちゃんと話を聞いてくれるため退職の話がスムーズに進みますよ。
逆に忙しい時期に伝えると、話を先延ばしにされるかも。
忙しい時期を分かっているのに、あえてその時期に退職を申し出ると反感を買いやすくなるので避けるべき。
もちろん精神的にも我慢の限界なら時期は関係ないのですが、納得してもらえるような「やむを得ない理由」が必要なので注意してくださいね。
納得してもらえる理由は後で紹介していますよ。
退職を伝えるベストなタイミングはいつなのか、詳しく紹介した記事もあります。
こちらも読んでくださいね。
パートを辞める時の切り出し方は?上手な言い方や伝えるタイミングも!
繁忙期にパートを辞めたい時の辞め方はこちら。
パートを繁忙期に辞めるのは非常識?スムーズに退職できる辞め方や理由を紹介
しっかり引継ぎをする
長く勤めたパートを辞める時は、引継ぎもしっかりして去りたいところ。
在籍歴が長いと任されている仕事も沢山あるでしょうし、しっかりと引き継いで辞めないと業務が滞って会社に迷惑がかかりますよね。
退職日までに新人が入ってくるなら、その人をしっかり一人立ちさせてあげましょう。
もし退職日までに引継ぎが間に合いそうもないなら、マニュアルを作成して保管しておくと良いですよ。
マニュアルがあれば自分がいなくても業務を進めることができるし、会社に迷惑がかかることもありません。
喜ばれるマニュアルは以下のようなものです。
- 誰が見ても分かりやすいものを意識する
- 書類やファイルの保管場所も記載する
- トラブルの対処法も書いておく
自分がいない場合を想定して、誰が読んでも分かりやすいマニュアル作りを意識しましょう。
普段からやっていると当たり前になっていることも多いため、先輩や同僚にチェックしてもらうと良いですよ。
そして、前年度の資料やパソコンのファイルの保管場所もしっかり記載しておきましょうね。
また長く勤めたからこそ経験したトラブルや、それを乗り越えた実績もあると思います。
そういった『起こりうるトラブル』と『対処法』も書いてあると喜ばれます。
しっかり引継ぎすると、会社や同僚に迷惑をかけないことはもちろん、円満退職にもつながるので忘れずやっておきましょう。
「ちゃんと最後まで会社のことを気にしています」というアピールになりますよ。
最終日まで責任を持つ
長く勤めたパートを辞める時は、最終日まで責任感を持って働きましょう。
というのも、退職が決まるとちょっと気持ちが緩んでしまいがちですよね。
「どうせ辞めるから後はいいや」となりがちですが、あからさまに態度に出ていると同僚や先輩からもよく思われません。
辞めるからといっていい加減で適当な態度をとると、周囲から反感を買い退職日まで気まずい思いをすることになりますよ。
働き続けるパート仲間の士気を下げないように、気をつけましょう。
同僚や先輩のモチベーションを下げないためには、なるべく辞めた後の計画など詳細を話さないこと。
特に退職理由で嘘をついている人は、仲良しの同僚にうっかり本当の理由を話したりしないよう気を付けてくださいね。
せっかく長年頑張ってきたのですから、最終日まで気持ちよく働くため責任をもってやり遂げましょう。
退職日までの気まずい雰囲気をどう乗り切るか、詳しく紹介している記事も書いています。
こちらも合わせて読んでくださいね。
長く勤めたパートを辞める時の退職理由
長く勤めたパートを辞める時は、なるべく円満退職したいですよね。
何年も働いていると職場でのポジションも確立されるし、頼りにされていると引き止められる可能性も高くなります。
ここからは、会社が認めてくれやすい退職理由を紹介しますね。
スムーズに辞めるためにも、納得される退職理由を覚えておきましょう。
体調不良
まず自分の体調不良は言いやすいし、会社も引き止められない理由です。
体調不良は突然起こってもおかしくないし、会社もどうにもできない不可抗力なこと。
無理に働かせて症状が悪化しても、責任を取れないためすんなり認めてくれることが多いです。
体調不良を退職理由にするなら、以下のようなものを選択しましょう。
- 持病の悪化
- 腰痛など慢性的な体調不良
体調不良を退職理由で伝える時は、「静養が必要なものがベスト」です。
なぜなら引き止められた際に「もう働き続けられない」と断ることができるから。
例えば腰痛は無理をすると症状が悪化してしまうし、治ってもぶり返す可能性も高いため「仕事を辞めて静養したい」と言いやすいですよね。
体調が悪いと仕事も捗らないし、最悪業務の足を引っ張ってしまいます。
腰痛でなくとも持病や腹痛などでも大丈夫。
要は「働き続けられない」ことがしっかり伝わればいいですよ。
気を付けたいのは「数日で回復できるのでは?」と思わせる症状や、伝え方をすることです。
例えば風邪や骨折は休む理由になっても辞める理由にはなりませんし、腹痛や頭痛は言い方によっては軽いものだと思われがちです。
腹痛でも「慢性的で下すとトイレから出られない」など、症状が重いことを伝えたら辞める理由になりますよね。
体調不良は伝えやすく会社に納得してもらいやすい理由ですが、伝え方によっては軽く思われるため注意してくださいね。
家庭の事情
家庭の事情も長く勤めたパートを辞める理由になります。
家庭の事情はプライベートな問題なので、会社も口出しすることがなく言いやすいですよ。
例えば子供や旦那の事は、一概にこうだと決めつけられないため他人が気安く口出しできないんですよね。
家庭の事情を退職理由にするなら、以下のようなものが良いですよ。
- 子供が進学するため給与の良い所に転職したい
- 子供の病気で長期的な看病が必要
- 旦那の独立が決まったので手伝うことになった
- 旦那の転勤で引っ越しする
例えば「子供が進学するためもっと給料が良いところに転職したい」というのは立派な退職理由です。
【シフトが多い・少ない】などの転職理由なら会社も引き止める可能性が高いですが、給料を上げるというのはなかなか会社も提案しにくいもの。
もしポジションを変えて給料を上げるなど会社から提案があったとしても、「以前から働きたいと思っている業界がある」などと言えば、会社も納得してくれるため大丈夫。
また子供の体調不良は、自分と同じく突然起きるので会社も引き止めにくい退職理由です。
家庭を優先するのは当然なので、堂々と伝えることができますね。
けれど、家庭の事情で嘘をつく場合は注意が必要ですよ。
もし職場にママ友や近所に住んでいる人がいる場合、うっかり見られて嘘がばれる可能性が高いからです。
また夫の独立や引っ越しは引き止められないものの色々質問されることがあるため、その返答によっては嘘がバレる可能性があります。
もし嘘をつく場合は、本当のことに少し付け足すくらいにとどめておいて、普段の話と矛盾がないようにしておきましょうね。
子供や旦那を退職理由にする場合の注意点や、具体例を書いた記事もあります。
こちらも読んでくださいね。
パートを辞める理由に子供や旦那はあり?家庭の事情で貫くことはできる?
また引っ越しは退職理由になるのか、注意点や言い方を詳しく紹介している記事はこちらです。
引っ越しを理由にパートを辞める時の注意点。どこまで伝える?嘘だとバレる?
身内の介護
両親や義理の親の介護も、長く勤めたパートを辞める時に言いやすい退職理由です。
介護も体調不良や家庭の事情と同じく、突然必要になるもの。
自分の生活を続けながら人のお世話を両立するのは並大抵のことではないため、会社も引き止めず納得してくれやすいんですよね。
身内の介護を退職にする場合は以下のようなもの。
- 親が通院するので送り迎えが必要
- 義理の親のお世話をすることになった
- 週に何日か買い出しや食事作りをしなくてはいけない
通院の送り迎えや食事の買い出し・料理など、介護と言っても一言では表せないくらいすることが多いです。
とてもじゃないけど、パートと両立することは難しいと伝えましょう。
また介護している人の体調不良により、急な呼び出しがあることも考えられますよね。
「緊急時にすぐ出かけないといけないので迷惑をかける」と伝えれば会社も納得してくれますよ。
ただ介護で注意しないといけないのは、嘘をつく場合です。
病名や通っている病院など嘘をつくとバレる可能性も高くなるため、詳細は話さない方が良いですよ。
また職場から自宅が近く両親と同居している場合目撃されたり、近所の噂で嘘がばれることがあるため注意してくださいね。
身内の介護を退職理由にする場合の注意点など、詳しく書いた記事もありますよ。
こちらも参考にしてくださいね。
親の介護でパートを辞める時のコツと伝え方。理由はどこまで伝えるべき?
転職
転職も長く勤めたパートを辞める退職理由になるのでおすすめですよ。
転職は他の理由に比べてポジティブな理由なので、暗い雰囲気で辞めたくないという人は言いやすいですよね。
そして前向きにステップアップを目指す人を引き止める会社もなかなかないため、円満に退職できる退職理由ですよ。
転職を退職理由にする場合は以下のようなもの。
- 憧れていた業界で頑張ってみたい
- 働きたかった会社に受かった
- 資格の勉強に専念したい
「今までは諦めていたけど、やっぱり○○の業界で働きたいので挑戦する」など、前向きな理由はみんなから応援されます。
また「憧れていた会社にダメ元で応募したら受かった」「資格を取りたいから学校に通いたい」など夢に向かって頑張るため、という理由もポジティブで言いやすくおすすめ。
前向きな人を「人が足らないからうちに残って」と言える会社は、なかなかないですよね。
体調不良や介護などどちらかというとネガティブな理由にしたくない人は、転職を理由にしましょう。
ただ転職を理由にする際も、注意が必要です。
例えば「行きたい会社の求人が出ていたため応募したい」など、会社を絞るとよくありません。
そうなると「面接はいつ?」「結果はどうだった?」など進捗を聞かれるし、最終的に落ちた場合は引き止められることも…。
また今働いている業界と同じ業界での転職の場合も、伝えない方がいいです。
同じ業界だと「うちの会社でステップアップできないの?」と思われますし、もしかしたら「うちでもやりたいことができるよ」など提案される可能性がありますよ。
あくまで『今のパートではできないことがしたい!』ということを伝えましょう。
そして転職で嘘をつく場合、しっかりと設定を決めておかないとボロが出やすいので要注意。
ネガティブなことではないため、みんなから「どんな仕事がしたいの?」「なぜしたいの?」など話を振られる可能性が高いからです。
転職は前向きなので良い雰囲気で送り出してもらえる半面、質問されることも多い退職理由ですよ。
転職を退職理由にする場合のコツや、注意するべきことをまとめた記事もありますよ。
こちらも参考にしてくださいね。
パートを辞める理由に転職はあり?退職を伝えるコツと注意点まとめ
長く勤めたパートを辞める時後悔しないコツ
長く勤めたパートを辞めて、後悔する人は意外に多いです。
なぜなら辞めた分お給料もなくなるため、家計が厳しくなるからなんですよね。
「やっぱり辞めるんじゃなかった」など思わなくて良いように、退職をする前にやれることはしっかりやっておきましょう。
計画して進めれば後悔はしないから大丈夫ですよ♪
転職活動と並行する
長く勤めたパートを辞める時は、なるべく転職活動と並行して進めた方が良いですよ。
理由はいくつかありますが、例えば以下。
- 生活リズムがくるう
- 辞めてから仕事を探すと給与が入らないので焦りが生じる
長年同じパートで勤めていると、毎日のルーティンができているはず。
朝起きて準備して子供を送り出してパートに出かけて…と、同じペースで動いていたのが、パートを辞めるとやらなきゃいけないことがなくなってしまうんです。
そうなると生活リズムもくるってしまいますし、何より毎日に張り合いがなくなってしまう人も多いんです。
また退職してから仕事を探し始めると、もう給与が入らないという焦りを感じてしまうんですよね。
早く見つけないと!と焦って妥協してしまうと、新しい先で「仕事内容が違う」「仕事のわりに給与が安い」など、新たな悩みを抱えることになってしまいます。
そうならないためにも、退職する前から求人サイトや求人情報誌を見ておきどんな求人が出ているかチェックしておきましょう。
気持ちに余裕をもって探すことが大切!
「この会社が良いな」という会社があれば応募しても良いですし、いろいろな求人を見ておくことで情報収集ができますよね。
- 自分はどんな業界で働きたいか
- 次の職場で妥協できない点は何か
- 行きたい業界の給与の平均額はいくらか
あらかじめ情報を集めておくことで「こんな職種があるんだな」と発見もあるし、「自分は家から近い職場がいいな」など妥協できない点も見えてくるはず。
また何社か見ていくと業界の平均給与も分かるため、明らかに給与が安いブラック企業も避けることができますよ。
求人をみていると常に人がいない会社も…。そんなところは避けるべき!
焦って失敗することを避けるため、そして生活を早く安定させるためにも退職と転職活動は平行して行いましょう。
今は便利な転職アプリもあるため、すきま時間で求人をチェックすることもできますよ。
–新しいパートや仕事は決まりましたか?–
パートを辞めた後、また新たに仕事を探すという人も多いはず。
けど地域の情報誌やネットだと、探すのがめんどくさいしな…
そんな人におすすめなのが、求人アプリ!
登録しておけば希望の条件に合った仕事が通知されるものもあるので、探す手間が省けますよ。
おすすめの求人アプリをご紹介しますね。
仕事が決まれば1万円もらえるマッハバイト
高時給のパートが多く、しかもサクッと手軽に応募できるのが人気のマッハバイト。
なんと嬉しいことに、採用されるだけで最大1万円のマッハボーナスがもれなくもらえちゃうんです。
仕事を辞めてお財布が寂しいって時に、助かりますよね!
1つアプリに登録しておくなら、マッハバイトが1番おすすめです。
とりあえず1日などの単発で働けるシェアフル
次の仕事が決まるまでの間、単発で働きたいな…って思う人も多いはず。
日給をもらって手軽に働けるのって、家計にも嬉しいですよね。
そんな人におすすめなのが、こちらのシェアフル。
たった1日や空いた時間だけ働けるので、主婦にも人気のサービスです。
働ける日や場所を登録しておけば自動でお仕事を紹介してくれるので、気に入った仕事に申し込めば後は当日現地へ行くだけ。
データ入力などの事務作業から工場での軽作業、また在宅でできるアンケートなどの仕事もあるので、おこづかい稼ぎにもピッタリです!
次は正社員になりたいなら転職ナビ
次はパートじゃなくて正社員で働きたい、そう思うなら転職ナビに登録しておくのがおすすめ。
希望の条件を登録しておけば、毎日希望に合ったお仕事の通知が届きますよ。
企業からの直接スカウトがあったり、質問に答えるだけで自己PRや職務経歴書などの面倒な書類を作成してくれたりと、サポート体制が万全。
久々に社員の転職活動をするのは不安…という人でも、安心して探せるアプリです。
本気で仕事を探すならアルバイトEX
もし本気で早く次のパートを探したいという人は、『アルバイトEX』で探すと早く見つかりますよ。
『バイトル』『しゅふJOB』『シフトワークス』といった求人サイトをすべて網羅された情報から探せるので、いろいろなサイトで探す必要がありません。
全部で17もの求人検索サイトの情報から探せますよ!
かなり細かい条件や職種から検索できるので、あなたにピッタリな仕事が見つかるはず。
なかなか条件が合うパートが見つからないという人は、1度アルバイトEXで探してみてくださいね。
家計の見直しをしておく
長く勤めたパートを辞めて次の職場が決まっていない場合、当然家計が厳しくなりますよね。
普段よりも何万円か少なくなるため、「やっぱりパート辞めなければよかった」と思ってしまうかも。
けれどそんな後悔をする前に、一度家計の見直しをしてみましょう。
あれ、こんなに使ってた?なんて出費がみつかるかも。
改めて見直すことで、支出を抑えられる可能性が高いのが以下です。
- 携帯料金
- ガス・水道
- サブスク
携帯料金やガス・水道料金は見直すことで料金を抑えられるかも。
今は格安携帯の種類も多いし、ガスや水道も料金がお得になるプランが沢山でていますよね。
また動画のサブスクなど、見直してみたら意外に利用していなかったものなどが発覚するかもしれません。
チリも積もれば何とやらで、「少額だからいいや」と契約していたものを見直すと、意外に家計が安定しますよ。
これを機に家計簿を見直しましょう!
家計の見直し方や、パート以外で稼ぐ方法を紹介した記事もありますよ。
こちらも参考にしてくださいね。
生活苦しいけどパート行きたくない主婦必見!対処法とオススメ稼ぎ方
長く勤めたパートを辞める時はしっかり見極めて後悔しない選択を
長く勤めたパートを辞める時「本当に辞めても良いのかな?」という不安もよぎりますが、体調不良やパワハラがあるなら辞めるべき。
自分を第一優先に考えることがなにより大切ですよ。
そして何年も勤めたからこそ、最後は円満退職で終わりたいと願う人も多いはず。
パートを辞める時は、順序を踏んでお互いストレスがなくスムーズに辞められるよう計画しましょう。
転職を平行に進める・家計を見直すなどして辞めても後悔しないようにしてくださいね。
「長く勤めたパートを辞めるべきか悩む」「辞めて後悔したくない」と悩む人の参考になれば嬉しいです。
コメント